校長日記

9月17日(火)本日の授業風景(3)

公開日
2024/09/17
更新日
2024/09/17

校長日記

 7年1組・社会(歴史)の授業の様子です。

 『日本の成り立ちと倭(わ)の王権』の学習です。縄文・弥生時代の歴史ですが、まだ日本では文字すら一般的に使われていなかった約2000年前の歴史なので、手掛かりになるのは中国の書物や記録です。

 中でも有名なのが、中国の三国時代の歴史を記した『魏志』の倭人伝です。そこには邪馬台国の卑弥呼が魏に使者を送り【親魏倭王】の称号と金印などを与えられたとありますが、謎も多く歴史のロマンを感じます。

 授業では、魏から贈られ志賀島(福岡市)で発見された「金印」も取り上げられました。そして、当時この金印がどのような目的で使われ、それを所持していることでどのようなメリットがあったのか、班で意見を交換しました。私も考えながら、改めて歴史のロマンを感じました。

                          校長 武田幸雄