おいしい給食「キムチチャーハン」
- 公開日
- 2025/05/01
- 更新日
- 2025/05/01
できごと
+2
5月1日(木)
今日のメニューは、キムチチャーハン、ワンタン中華スープ、パインゼリー、牛乳です。
今日は、不動の人気メニュー!キムチチャーハンにワンタンスープ!食後には、甘くて美味しいゼリー付きです。
後で、様子を日記にあげようと思います。間違いなく、どこも争奪戦必至!の時間となるでしょう。
さて、今日は、ゼリーに使用されている「アガー」について!
アガーはツノマタやスギノリといった海藻や、地中海原産のカロブというマメ科の植物の抽出物から作られます。カロブは日本でキャロブやイナゴ豆と呼ばれ、チョコレートの風味を出すために使われることもあります。
アガー自体は無味無臭なので香りのある食品と組み合わせて使うことも可能です。
とはいえ、アガーは一般的なスーパーで見かけることはほとんどありません。一般的なスーパーではあまり置いていないものも取り扱っているスーパーやインターネット、業務用のスーパーで探してみましょう。
値段はお店によって差があるものの、凝固剤のなかでは若干高めになっています。
アガー自体は無味無臭なので香りのある食品と組み合わせて使うことも可能です。
とはいえ、アガーは一般的なスーパーで見かけることはほとんどありません。一般的なスーパーではあまり置いていないものも取り扱っているスーパーやインターネット、業務用のスーパーで探してみましょう。
値段はお店によって差があるものの、凝固剤のなかでは若干高めになっています。
アガーの特徴は、なんといっても透明感です。
透明度が高いため、果物を入れてゼリーなどを作ると美しく写真映えします。食感は柔らかく舌触りがなめらかです。
また、熱湯で溶かして使いますが、固めるのに冷蔵庫で冷やす必要はなく常温で固まります。さらに、一度固まると夏場であっても常温で溶け出すことはなく、型崩れもしにくい特徴もあります。
なお、アガーで作ったゼリーなどは冷凍して解凍した後でも形が崩れません。
アガーはダマになりやすいため熱湯に入れて混ぜるだけだと、うまく溶けきらなかったり砂糖と馴染まない可能性があります。
そのため、ゼリーなどお菓子に使う場合は、最初にアガーと砂糖を混ぜておきましょう。
それから水と一緒にお鍋に入れて中火で煮立たせます。煮立ったら弱火にして少し加熱し、粗熱をとってから使うのがコツです。
ただし、あまり時間を置きすぎると固まり始めるので、粗熱がとれたら早めに型に入れるなどスムーズに作業する必要があります。
相性が良いのはゼリーやプリンなど、弾力のある食べ物です。
ただし、あまり時間を置きすぎると固まり始めるので、粗熱がとれたら早めに型に入れるなどスムーズに作業する必要があります。
相性が良いのはゼリーやプリンなど、弾力のある食べ物です。
ゼラチンとの違いは?
ゼラチンは牛や豚のコラーゲンから作られており、冷蔵庫で冷やして固めるのが特徴です。
アガーとは異なり、夏場に常温で置いておくと溶け始めるので注意しなければいけません。食感はアガーよりも弾力がありプルプルして いて、色は透明に近いものの若干黄色みがあります。
ゼリーやババロア、マシュマロとの相性が良い凝固剤です。
寒天との違いは?
寒天はテングサなどの海藻から作られていて、アガーのように常温でも固まり始めます。
凝固力が強いため固まると弾力がほとんどありません。食感や色はアガーと正反対で歯切れが良く白濁しているのが特徴です。
ところてんや水ようかんなど、ある程度固さのあるレシピと相性が良いですよ。
ゼリー=ゼラチンとは限らない!調理師さん達の知識に心躍ります。今日も、家庭では味わえないおいしい給食を
ありがとうございます。
記事 風見 一統