学校日記

いつの時代も変わらない「長距離走」

公開日
2025/04/21
更新日
2025/04/21

できごと

中台中の校庭では、連日体育の授業で、先生方の励ましの声やタイムを刻む声が鳴り響いています。

そうです、運動会やスポーツテストに向けて、絶賛、短距離走や長距離走のタイムを計測しています。

長距離走と聞いて、思うところは人それぞれでしょう。

運動が好きな人・苦手な人・走る時間帯など状況によっても抱く感情はそれぞれでしょう。

威勢良くスタート切り、はりきりすぎてペース配分を失敗したと実感する瞬間、脇腹がピキピキ痛む瞬間、

喉のあたりが痛いような気がする瞬間、前が遠ざかっていく瞬間、一緒に走ろうと約束したのにおいていかれる瞬間、

心の中でなんども歩こうかと思う瞬間、負けたくない相手にくらいつく瞬間、自分に勝った瞬間、寒さをまったく感じなくなる瞬間など、

あの数分間の間に、多くのドラマが生まれますよね。これ、いつの時代もかわらないものですね。

長距離走は、己がよくあらわれる競技です。人と比較せず、過去の自分に負けないように目標を設定し

乗り越えていって欲しいと思います。

先を見通す計画性も磨かれます!よくペース配分と言われますが、己を知り、周りに流されずに、

どのようなペースで走りきるのかを磨くことで日常生活につなげることができますね。

ぜひ、走ることだけに特化して感情を左右されるのではなく、今回の長距離走で自分は、

どんな力を得ようか、得られるかを考えて実践してほしいと思います。

一生懸命に、走る姿!とてもかっこよかったです。仲間を全力で応援する姿もとても

まぶしく輝いていて、走る人たちの力になっていたのは、言うまでもありません。

言うまでもなくその通り!という言葉は、平安時代は、「さらなり」と言っていました。

みなさんも、清少納言が書いた「枕草子」で学習しましたね。

色々な学びを、つなげて活かせる中台中生になっていきましょう。


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