文学的文章の醍醐味!
- 公開日
- 2025/04/21
- 更新日
- 2025/04/21
できごと
今週も元気に授業が始まっています。
国語の授業では、詩の学習が一段落し、文学的文章「物語」の学習に入っています。
物語は一体、何を読解するのか!?人の気持ちを理解するのは難しい・・・・
苦手な感覚を持ち、学習に入ると、当然苦手なまま終わります。
真っ白な新鮮な気持ちをもって、学習に励んで欲しいと思います。
「セミロングホームルーム」戸森しるこ
という題材を扱っていました。
ただの学習ではなく、これから豊かな人生を創造するために、深い学びと興味・関心につながる学習をしてほしいと思います。
作者の人となりは・・・一体、どんな人がどんな思いでこの作品をつくったのだろう。
この題名から連想できることは何だろう、想像すると、こんなお話かな
こうしたはじめの疑問や興味が学習する上での動機付けとなります。自分自身で動機付けができると、
後の学習意欲が格段に変わってくるものです。
「物語」は、「とき(時間)・ば(場面・場所)・じんぶつ(登場人物)」
を押さえ、会話や情景描写を追っていくことで
読み味わうことができますね。
人物の心情は、こうした書かれている内容を根拠にすることで、理解することができます。ゼロから人の気持ちを考えるわけではないため、
誰でも心情を理解することができるのです。これは、日常生活においても同様で、仲間のことを思いやる気持ちに繋がりますね。
このお話は、みんなと同じ学校を舞台に描かれた作品で、容易に状況を理解するこができたことでしょう。
そして何より、物語の中で巻き起こる先生や生徒の阿吽の呼吸やさりげない一言が沁みますね。
題名の意味も、読み終えた時に「あー、なるほど!」となったことでしょう。
この作品の意図は、なんだったのでしょうね。意味と意図の違い・・・・7年生で学習した内容ですね。
今日は、読んで初発の感想を一生懸命に、記述していました。
学習を終えたときに、作品の良さや、もっと他の作品のことも知りたいとなることが、
やはり中学校の文学的文章の醍醐味のひとつですね。
これからの学習がとても楽しみです。これまでの学びをこれからの学びに繫げていってください。
記事 風見 一統