『明日へ』~8A~
- 公開日
- 2025/10/16
- 更新日
- 2025/10/16
日々の様子
8年A組 「明日へ」
合唱曲「明日へ(あしたへ)」は、中学校の合唱コンクールなどで非常に人気のある曲です。
楽曲の基本情報
作詞・作曲富岡 博志
発表年1996年(平成8年)中学校の合唱コンクール、卒業式など合唱形式主に混声三部合唱(ソプラノ・アルト・男声)版が広く歌われています。
調性ホ長調特徴と曲調富岡博志氏の代表作:作者の富岡博志氏は、東京都の中学校教員を務めながら、
中学生向けの合唱曲を多数制作した作曲家です。
「南風」と並んで彼の代表作として知られています。
力強いリズムとテンポ:テンポが速く、躍動感に溢れた曲調が特徴です。
多くの部分でシンコペーション(強調する音が拍の裏になるリズム)が多用されており、これが曲に勢いとノリの良さを与えています。
歌詞の内容:まだ見ぬ「明日」への不安を抱えながらも、それらを乗り越え、
希望を持って未来へ力強く走り出そうとする若者の熱い想いが表現されています。
「遠く! 高く!」という、未来への強い意志を示すフレーズが印象的です。
演奏のポイント:速いテンポと複雑なリズム(シンコペーション)を全員で正確に合わせるのが重要なポイントになります。
勢いと迫力が勝負の曲であるため、声量をしっかりと確保しつつ、フォルテ(強く)とピアノ(弱く)の対比を
明確に表現することが求められます。この曲は、困難を乗り越えて未来へ進む若者の情熱的なメッセージが、
リズミカルで迫力のある音楽に乗せて歌われるため、特に中学生に好まれ、合唱コンクールでは定番曲の一つとなっています。
青い風に 吹かれて明日(を)思う ぼくらがいる 遙かな風を 受けて心ふるえ
熱く燃える どこまで行けるか わからないけど ぼくらは走り出す 明日へ
そうさ 果てなく続く道を行く ぼくら 向かい風の時も 嵐の夜も ぼくらのことを
何かが呼ぶから まだ見ぬ明日へと 走って行くよ
昇る朝陽(あさひ) 見つめて今を走る ぼくらがいる たとえ どんな時でも燃える想い 忘れないよ
孤独や不安を 乗り越えて ぼくらは大人に なってゆく
遙か時の流れを越えて行く ぼくら 苦しいこともある 傷つくことも
だけど「遠く! 高く!」 心が叫ぶから 行く手を恐れずに 走って行くよ
ぼくら どこまで行けば 辿り着けるだろう 何が待つのかさえ わからないけど
きっと きっと行くよ 辿り着いてみせるよ 輝く明日へと 走って行くよ
元気溢れる8年生に、もってこいの楽曲です。
クラスの呼吸を合わせて、最高の合唱に仕上げていきましょう。
記事 風見 一統