11月23日(火・祝)『勤労感謝の日』
- 公開日
- 2021/11/23
- 更新日
- 2021/11/23
校長日記
※ 写真は、先週の授業風景です。
今日は『勤労感謝の日』という祝日です。「国民の祝日に関する法律(祝日法)」によると【勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう】ことを趣旨に、1948年(昭和23)に制定されました。
では、なぜそれが11月23日なのでしょうか? それは、この日が戦前まで新嘗祭(にいなめさい = その年、新たに穀物が収穫されたことを祝う宮中行事)という祭日だったからと言われています。
かつて穀物を育てるという生産活動には、現在以上に多くの苦労がありました。それを乗り越えて収穫できたことを祝う気持ちは、汗を流して働いたことへの感謝の気持ちへとつながったことでしょう。
ただ「感謝」といっても、生徒の皆さんはまだ「勤労」そのものに直接関わってはいません。ですから、皆さんのために働いてくださっているご両親や、周囲の大人の方々に感謝してください。
あるいはまた、自分が毎日、当たり前のようにご飯を食べられていることに感謝する日であってもよいと思います。いずれにせよ感謝の気持ちは人を謙虚にし、謙虚な姿勢はその人の成長につながるはずです。
校長 武田幸雄