4年生・国語(板橋区授業スタンダードSの実践)
- 公開日
- 2026/06/03
- 更新日
- 2026/06/03
できごと
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4年生の国語「生き物図かんを作ろう」では子どもたちが自分だけのオリジナル図鑑作り(リーフレット)に励んでいます。
教科書に書かれた「ヤドカリとイソギンチャク」(ヤドカリが自身の貝殻にイソギンチャクをくっ付けて、共生をする話)の文章を参考にして、図鑑を作ります。
教師が調べて書きやすい生き物を用意しておき、班やグループで協力をしながらという学習の設定もありますが、今回は子どもがより主体的に取り組めるよう、様々な点で「児童の選べる」ことを設定しています。
はじめの選択(Select)は、図鑑にする生き物の選択です。子どもたちはネコや飼っている動物などの身近な生き物から、ゴリラ、イルカなど強さや愛らしさなどのイメージをもった生き物を選ぶ子など様々です。次に図鑑作りに必要な情報や文章を下書きする「組み立てメモ」の選択があります。表紙、中ページ、裏表紙に書く内容を考えるに当たって、①行だけ、②書く項目を例示、③穴埋めやヒント的な項目、の三つが用意されています。①を選んだ子が5人、②は15人、③は2人、まだ調べ学習の段階が5人でした。前時までの調べ学習でも、図書から、1人1台端末(クロームブック)を使って、実際に飼っている動物の観察・家の人から聞くなど、ここでも選択がありました。そして、本時では、どのように取り組むかの選択の設定もあります。一人で、二人で、三人で、先生に支援を受けながら。割合を数えてみると、一人では8人、二人では6組、三人では一組、先生とは4人でした。
二人で学習を進める子どもの中には対面しているペアと横並びのペアがあり、横並びのペアの子になぜ横並びか聞いてたところ、次の返答がかえって気ました。「それぞれ別の生き物を図鑑にしようしているけど、相談したいときに話しかけられるようにしたいから。(ペアの子は)話しやすい友達です」。これを聞いてハイブリッドなペアだと思いました。また、3人組のグループにも理由を聞いてみました。「図鑑にしたい生き物が同じだから」。実際には対話が絶えないというのでは無く、必要な時に必要な情報や相談をしながら自身の図鑑作りに集中している様子が見られました。
そのようなSelectが豊富に設定された授業では「自分で(Self)」がたくさん見られ、主体性が溢れているように感じました。
できあがった図鑑を見るのが楽しみです。次回の学校公開でご覧ください。
<板橋区授業スタンダードSについて>
板橋区授業スタンダードSの“S”は自己を意味するSelf、選択を意味するSelectの頭文字で、児童生徒の自己選択、自己決定、自己調整の場面を取り入れた授業を示すものです。具体的には、学習における自己解決・集団解決の場面で、先生に説明を聞きたい児童生徒、一人で取り組みたい児童生徒、仲間と一緒に学びたい児童生徒のそれぞれが、個々のニーズに合わせて「選べること」「自分で決めること」ができる学習形態を取り入れることになります。
板橋区授業スタンダードS等の概要は、次の教育長メッセージをご参照ください。
教育長メッセージ「板橋区授業スタンダードS ほか」いたばし教育チャンネル(2025年5月)