時差の計算に挑戦中!
- 公開日
- 2025/07/09
- 更新日
- 2025/07/09
日々の様子
7年生の社会です。
今日は、数学の時間ですか!?と、いわんばかりに
計算に没頭しています。
「時差」の計算を習得していました。これで、世界中の国々が、今何時なのかが
わかりましたね。
基本の考え方
地球は1日=24時間で360度回っています。
つまり、15度ごとに1時間の差ができます。
世界は「経度」に沿って時間がずれているので、
ある地点と日本の間にある経度の差で、**何時間ずれているか(=時差)**がわかります。
【日本の基準】
日本の標準時(JST)は、東経135度。
だから、日本を中心に考えると、他の国が何度違うかで時差を計算できます。
【時差の求め方:基本式】
時差(時間)=(相手の経度 − 日本の経度)÷15
ただし…
東(E)に行くほど、時間が進む(+)
西(W)に行くほど、時間が遅れる(−)
例題で覚えよう!
(例1)ロンドンの時間は?
ロンドン:西経0度 日本:東経135度
⇒ (0 − 135)÷15 = -9
ロンドンは日本より9時間遅れ
日本が午後3時 → ロンドンは午前6時
(例2)ニューヨークの時間は?
ニューヨーク:西経75度
⇒ (−75 − 135)÷15 = −14
ニューヨークは日本より14時間遅れ
日本が午前10時 → ニューヨークは前日の午後8時
(例3)オーストラリア・シドニーは?
シドニー:東経150度
⇒(150 − 135)÷15 = +1
シドニーは日本より1時間進んでいる
日本が午後5時 → シドニーは午後6時
便利な覚え方!
「東に行けば時間が進む」=+(プラス)
「西に行けば時間が戻る」=−(マイナス)
1時間 = 15度
発展:サマータイムに注意!
アメリカやヨーロッパでは、夏の間だけ1時間進める「サマータイム」を使うことがあります。
その場合、通常の時差に+1時間になります。
新しい知識を学ぶと、面白いですね。世界がわかったような気になりますね。
前向きな思考のときこそ、学習チャンス!です。
積極的に、世界の不思議について探究してみましょう。自ら考え行動したことは、
より自分の知識としてしっかりと根付くものですよ!
がんばってくださいね!
記事 風見 一統