おいしい給食「ハヤシライス」
- 公開日
- 2025/05/02
- 更新日
- 2025/05/02
できごと
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5月2日(金)
今日のメニューは、ハヤシライス、揚げ芋のサラダ、レタススープ、牛乳です。
今日のハヤシライスは、ルーから給食室の手作りです。サラダのドレッシングもタマネギを使用したオリジナルです。
ハヤシライスは日本で独自に生み出された洋食メニューで、明治時代に誕生しました。現在では「早矢仕ライス」が元祖という説や、
宮内省の料理人だった秋山徳造が考案した説など、誕生の由来には諸説あります。
- 丸善の創業者である早矢仕有的が、西洋料理を好んで自宅で友人たちに振る舞った料理が、ハヤシライスの元になったという説があります。
- 宮内省の料理長を務めていた秋山徳造が考案し、弟子である林氏が上野精養軒で提供するようになったという説もあります。
- ハッシュドビーフ(細切りの牛肉の煮込み料理)に、ご飯を添えた「ハッシュドビーフライス」が語源になったという説もあります。
- 早矢仕有的氏が作った料理を「早矢仕ライス」と呼んだのが語源になったという説があります。
林さんというシェフによる考案: - 上野精養軒で料理をしていた林さんというシェフが作った料理が、ハヤシライスとして広まったという説もあります。
ハッシュドビーフから派生: - ハッシュドビーフの英語名がなまってハヤシライスになったという説もあります
ハヤシライスの特徴:
- ハヤシライスは、牛肉や玉ねぎをデミグラスソースやトマトソースで煮込み、ご飯に添えて食べる料理です。
- 味のベースがデミグラスソースであるため、ケチャップライスとの相性が良く、オムハヤシなどの派生メニューも人気があります。
- ハヤシライスは、日本で独自に生み出された洋食メニューとして、多くの人に愛されています。
レタスの神秘!
レタスを50度のお湯で洗うと、レタスの細胞にある「気孔」が開き、水分を細胞内に取り込むことができるため、シャキシャキとした食感が復活すると言われています。これは、「ヒートショック」と呼ばれる現象で、50度のお湯に浸すことで、閉じていた気孔が開いて水分を吸収するからです。また、冷水(約10℃以下)にさらすと繊維が固くなり、歯ごたえのあるシャキッとした食感になります。 連休前、最後の給食は、中学生が大好きなメニューで締め括られました。ごはんをモリモリ食べるも良し、美味しいサラダをたくさん食べるも良し、シャキシャキスープをとことん味わうも良し、何をおかわりしようか迷ってしまうラインナップでした。あっという間に、食缶がカラになったのは、言うまでもありません。大型連休に突入するため、しばらく給食を味わえないのが残念ですが、ゆっくり心身を休めて、次は運動会に向けて頑張っていきましょう。今日も、給食室のみなさんへの感謝の気持ちを忘れずに過ごしましょう。記事 風見 一統