学校日記

おいしい給食「ココアパン」

公開日
2026/01/19
更新日
2026/01/19

日々の様子

1月19日(月)

今日のメニューは、ココアパン、コーンチャウダー、オレンジ、牛乳です。

ココア

ココアは、美味しいだけでなく、健康やリラックス効果など非常に奥が深い飲み物です。

原料の由来から、種類、驚きの健康成分

1. ココアの正体と歴史ココアの原料は、熱帯植物であるカカオの種子(カカオ豆)です。

古代メキシコでは「神様の食べ物」と呼ばれ、当時は甘い飲み物ではなく、

スパイスを入れた薬用飲料や通貨として使われていました。

19世紀にオランダのバンホーテン氏が、カカオ豆から余分な脂分(ココアバター)を取り除く方法を発明したことで、

私たちが今飲んでいるサラサラとした粉末ココアが誕生しました。

2. 「ピュアココア」と「ミルクココア」の違い

お店で見かけるココアには、主に2つのタイプがあります。

種類

ピュアココア(純ココア)砂糖やミルクを含まないカカオ100%の粉末。

苦味が強い。お菓子作り、本格的な飲み物作り、健康習慣。

ミルクココア(調整ココア)砂糖、脱脂粉乳、乳化剤などが添加されたもの。

お湯や牛乳を注ぐだけで手軽に飲みたい時。

3. ココアの注目すべき栄養成分

ココアは「スーパーフード」の一種と言われるほど、体に嬉しい成分が凝縮されています。

カカオポリフェノール強い抗酸化作用があり、血圧の低下、動脈硬化の予防、美肌効果

などが期待されています。

テオブロミンココア特有の成分です。

自律神経を整え、リラックスさせる効果があります。「ホッとする」のはこの成分のおかげです。

食物繊維(リグニン)不溶性の食物繊維が豊富で、腸内環境を整えて便通を良くするサポートをします。

ミネラル鉄分、マグネシウム、亜鉛など、現代人に不足しがちなミネラルがバランスよく含まれています。

4. 美味しく淹れるコツ

ピュアココアを使って作る場合、「練り」の工程が最も重要です。

少量で練る: カップにココアと砂糖を入れ、少量の温めた牛乳(またはお湯)を注ぎます。

ペースト状にする: スプーンでダマがなくなるまで、ツヤが出るまでしっかり練ります。これで香りが引き立ちます。

少しずつ伸ばす: 残りの牛乳を少しずつ加えながら混ぜると、口当たりがなめらかになります。

5. ちょっと意外な豆知識

ココアとチョコレートの違い: どちらも原料は同じですが、ココアは脂分(ココアバター)を抜いたもの、

チョコレートは逆に脂分を加えたものです。

冷え性対策に: ココアに含まれるポリフェノールは末梢血管を広げるため、

生姜(ショウガ)と同じくらい体を温める効果が持続すると言われています。


コーンチャウダー

コーンチャウダー(Corn Chowder)は、トウモロコシを主役にしたアメリカ発祥の具だくさんで濃厚なスープです。

「チャウダー」という言葉を聞くとあさりの「クラムチャウダー」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、

そのコーン版だと考えると分かりやすいでしょう。

コーンチャウダーの魅力や特徴

1. コーンチャウダーとは?

チャウダー(Chowder)とは、もともと

「魚介類や野菜などを小さめの角切りにして煮込んだ、とろみのある具だくさんスープ」を指します。

メイン具材: たっぷりのスイートコーンが主役。

その他の具: 玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、セロリ、ベーコンなどが一般的です。

ベース: 牛乳や生クリームを使ったクリーミーなホワイトベースが主流ですが、

鶏の出汁(チキンブイヨン)でコクを出します。

2. クラムチャウダーやシチューとの違いよく似た料理との違いを整理すると、その特徴がはっきりします。

比較対象違いのポイントクラムチャウダーメインが「二枚貝(クラム)」か「コーン」かの違い。

ベースの作り方はほぼ同じです。

コーンポタージュポタージュは裏ごしして「なめらか」にするのに対し、

チャウダーは具材を「ゴロゴロ」残します。

シチューは大きな具材をじっくり煮込んだ「メイン料理」ですが、

チャウダーは具材を小さく切り、スープとシチューの中間のような立ち位置です。

3. 歴史: フランス語で大鍋を意味する「ショーディエール(chaudière)」が由来と言われています。

フランスの漁師たちが船の上で大鍋を使って作った煮込み料理が、北米に伝わって発展しました。

コーンの採用: アメリカの入植者たちが、先住民であるネイティブ・アメリカンから栽培を教わったトウモロコシを、

自分たちの伝統的なスープに取り入れたことで誕生しました。

特にアメリカのバーモント州や中西部で非常に親しまれている家庭の味です。

4. 美味しく作る・食べるコツ家庭でさらに美味しく楽しむためのポイント

じゃがいもでとろみを出す:小麦粉でとろみをつけるのが一般的ですが、

小さく切ったじゃがいもを一緒に煮込むと、じゃがいもから溶け出したデンプンで自然で優しいとろみがつきます。

トッピングを楽しむ:本場アメリカでは、クラッカーを砕いてスープに浮かべたり、

カリカリに焼いたベーコンやパセリ、黒胡椒を振ってアクセントにするのが定番です。

「隠し味」に芯を使う:生のトウモロコシを使う場合は、実を削いだ後の「芯」を一緒に煮込むと、

芯から甘みと旨みがしっかり出て、格段に美味しくなります。


今週からは、入試も始まります。

栄養バランスよく摂取して、十分な睡眠を確保し、

体調には万全をきっして生活しましょう。

今日も、みんなのために給食室のみなさんが

おいしい給食を真心込めて作ってくれています。

感謝の気持ちを忘れずに、頂きましょう。



                   記事 風見 一統