学校日記

5年生・図工 自分で試して「板橋区授業スタンダードSの実践」

公開日
2025/09/30
更新日
2025/09/30

できごと

 5年生の図工では「色や形で広がる世界」の単元において、「板橋区授業スタンダードS」(説明は後述を参照)の要素を取り入れることにより、自分の学び方による試行錯誤と創意工夫を生かす学習活動を展開しました。

 一学期に取り組んだ「コロコロ ローラーダンス」で作制した作品を基に、自分の表したい表現を見つけるために、様々な試行の場、調べたり相談ができたりする場と時間を設け、自分のペースで作品作りに取り組みました。

 子どもたちは、早速、試しの場で材料を動かしながら表現のイメージを具体化していく子、友達と話し合いながらイメージをつかんでいく子、Chromebook(1人1台端末)でモチーフとなるものを検索してその結果からイメージを膨らます子、先生に聞いたり相談したりしながらアドバイスを得る子など、それぞれの思考やペースで、まさに自己調整しながら作品作りに取り組みました。

 板橋区授業スタンダードSの“S”は自己を意味するSelf、選択を意味するSelectの頭文字で、児童生徒の自己選択、自己決定、自己調整の場面を取り入れた授業を示すものです。具体的には、学習における自己解決・集団解決の場面で、先生に説明を聞きたい児童生徒、一人で取り組みたい児童生徒、仲間と一緒に学びたい児童生徒のそれぞれが、個々のニーズに合わせて「選べること」「自分で決めること」ができる学習形態を取り入れることになります。

  板橋区授業スタンダードS等の概要は、次の新教育長メッセージをご参照ください。
  新教育長メッセージ「板橋区授業スタンダードS ほか」いたばし教育チャンネル(2025年5月)