令和6年度校内研究

研究主題

読み解く力の育成
 〜文章を正確に理解し、根拠を基に自分の考えを説明することができる生徒の育成〜

目的

基礎的読解力の6つの視点を意識して検討した各分科会の「読み解く力を育む授業」の活用により、生徒が文章を正確に理解し、根拠を基に自分の考えを説明できる力がどの程度身に付いているかを明確に評価することで、その改善を確かなものにする。

研究の概要

本研究の目的は、生徒が文章を正確に理解し、自分の考えを根拠に説明する力を育成することである。基礎的読解力の6つの視点を取り入れ、分科会での「読み解く力を育む授業」を通じて効果的な指導方法を明確にし、改善する。
 昨年度は、生徒が80字以上の文章を書く抵抗感が減少し、根拠を使った記述が増えた。全国学力調査では、記述問題の無答率と正答率が全国平均を上回った。
 一方で、「自分の考えを伝える意欲」が不足しているため、今年度の研究では生徒の意見表明を促進する点にも注目する。

研究の経過

●4月5日(金曜日)校内研修会 全体会、分科会(国語、社会、数学、理科、英語、実技・養護)
●5月8日(水曜日)響き合う学びのエリア教育研修会 舟渡小学校との合同研修会(本校での授業公開、分科会協議)
●7月23日(火曜日)校内研修会 数学科授業録画を通した検証 講師:東京学芸大学准教授 犬塚美輪 先生「読み解く力を育む授業について」
●9月3日〜24日「見合う授業」の実施
●9月25日(水曜日)校内研修会 英語科授業録画を通した検証 講師:東京学芸大学准教授 犬塚美輪 先生「読み解く力を育む授業について」

今後の予定

●3月21日(金曜日)校内研修会 教員からの質問や疑問等を事前送付し回答を兼ねた講演 講師:東京学芸大学准教授 犬塚美輪 先生