9年生 手話出前講座
- 公開日
- 2025/07/10
- 更新日
- 2025/07/10
できごと
9年生を対象に手話出前講座を実施しました。板橋区聴覚障害者協会から2名の講師の方と手話通訳の方、板橋区役所の方をお迎えし、「耳が聞こえない・聞こえにくいってどんなこと?」をテーマに学びました。
前日には、同名の動画を視聴して事前学習を済ませており、当日は、聴覚障害のある方の日常や、音のない世界でのコミュニケーションの工夫などについて、実体験を交えてお話しいただきました。電気を点滅させて人を呼ぶ方法など、生徒たちは興味深そうに耳を傾けていました。また、今年11月に東京で開催される「デフリンピック」の紹介もあり、視覚的な合図で進行される競技の工夫に、生徒の関心も高まりました。
後半は手話体験です。基本的なマナーを学んだあと、果物や動物、スポーツを表す手話に挑戦し、教室はジェスチャーゲームのような楽しさに包まれました。教科名を当てるクイズでは、正解するたびに“手話の拍手”があちこちで交わされ、自然と一体感が生まれていました。最後には、50音の表し方も練習し、手話への理解を深める貴重な時間となりました。
手話を通して「伝えること」「わかり合うこと」の意味を改めて考える、あたたかい学びの時間となりました。
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