校長あいさつ

令和6年度が始まりました。今年度は、7年生152名(5クラス)、8年生145名(4クラス)、9年生166名(5クラス)、7組37名(5クラス)の合計500名でスタートです。 昨年は学校の日常が戻り、学校行事等予定通り実施することができました。保護者の皆様に行った学校評価も、「よくわからない」という回答はほぼなくなりそれぞれに評価をいただけるようになりました。課題として残っているのは、やはり学力の向上や授業の改善です。個々の生徒や教員それぞれで具体的な課題は違ってきますが、板橋区授業スタンダードに従いわかりやすい授業を継続していきたいと思います。また、不登校や不登校気味の生徒への対応がもう一つの課題です。昨年度から開設された「OASIS」(新たな居場所)の活用で別室登校が可能になりました。自分のペースで授業に参加したり教室には入りにくくてもOASISに登校してリモートで授業を受けたり小集団でコミュニケーションをはかったりすることができるようになり、活用している生徒も増えてきました。少々手狭になってきているので今年度はPC室や図書室への拡大を検討しています。個別の相談体制もSCは週3日になり勉強のこと、友達の事、家族の事など相談しながら進路を具体的に検討したりしています。  今年度は11月頃から新校舎の工事が始まる予定です。運動会や水泳の授業はこれまで通り実施できますが、工事がはじまると校庭がなくなってしまいますので体育の授業や部活動には影響が出てしまいます。部活動については、学びのエリアの小学校に協力をしてもらい、移動しなくてはなりませんが陸上競技部やサッカー部、ソフトテニス部の活動場所は土日や長期休業中も含め確保しています。体育の授業についてはその都度調整していく予定ですのでご了承ください。前述したように今年度も、1.学力向上、学力の保障をどのようにしていくか、2.予防策も含め不登校対策をどのように推進していくか、3.iCSの活動を通して外部人材をどのような場面でどのように活用していくか、義務教育9年間を見通して実践を通して考えていかなくてはなりません。また、これらの活動と並行して学校における働き方改革も進めていきたいと思っています。学校・家庭・地域が連携して子どもたちの成長に力を発揮できるよう、どうかご理解とご協力をお願いいたします。                                                 志村第四中学校 校長 中村 嘉男