学校日記

9年生 修学旅行コース決め!

公開日
2025/07/09
更新日
2025/07/09

日々の様子

9年生は、修学旅行の京都コース決めをしていました。

見てまわると、東西南北に行きたい場所が点在していて、

まだまだ地理感覚が掴めていない状況でした。

今年は、京都の最北端からの出発のため、効率よく、

場所も厳選することで、充実した1日を満喫できるはずです。

金閣寺を9時の開門とともに訪れ、

1日の始まりです。

二条城でのチェックポイントがキーです。

その後の移動手段を、バスにするか地下鉄にするかで、

方面が決まっていきます。

昼食場所は、混雑が予想されるエリアを避けるか、

収容力がある場所を選択するか、時間帯を工夫するか、

それによって、巡る行程も変わってきます。

各班で、絶対に訪れたい場所、訪れたい葉場所、

出来たら訪れたい場所など、優先順位をしっかりと見定めていきましょう。

その時に問われるのは、地理感覚です。

移動時間が、最も長いと、もったいないですよね。

少しでも古都・京都を満喫できるプランを、情報ツールを最大限活用して

練って欲しいと思います。

まわりながら、アドバイスして班をまわりましたが、まだまだ知識が不十分なようです。

名所の中味だけではなく、立地や経路なども含めて、情報を収集すると、

もっと充実した旅行プランを練ることができます。

この時間が、楽しいですね。みんなで、たくさん悩んで相談して、

交渉して妥協点を見つけながら、満足いく行程を定めていって欲しいと思います。

頑張っていきましょう。


チェックポイント二条城

二条城(にじょうじょう)は、京都市中京区にある歴史的な城で、江戸時代初期に徳川家康が築いたものです。


二条城の概要

所在地:京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町

築城年:1603年(慶長8年)

築城者:徳川家康

構造:平城(山の上に築かれる山城ではなく、平地に建てられた城)

主な用途:将軍上洛時の宿泊・儀式の場

世界遺産:1994年に「古都京都の文化財」の一部としてユネスコ世界遺産に登録


 歴史的な意義

徳川家康の上洛の拠点として築かれ、後の将軍たちも京都訪問時に滞在。

1867年の大政奉還が行われた場所として特に有名。

第15代将軍・徳川慶喜が政権を朝廷に返上したのが、この二条城の二の丸御殿 大広間。


 主な見どころ

名所    説明

二の丸御殿 豪華な障壁画や「うぐいす張り」の廊下で有名。国宝指定。

本丸御殿 明治時代に再建された建物。非公開日もある。

庭園 小堀遠州作と伝わる名園で、四季折々の景色が楽しめる。

城門(東大手門など) 重厚な造りの門で、防衛の役割も持っていた。


二条城の見どころ詳細

① 二の丸御殿(にのまるごてん)【国宝】

特徴:将軍の京都滞在や儀式に使われた豪華絢爛な建物。

構成:6つの建物(部屋)で構成。800畳以上、部屋数は30以上。

有名ポイント:「大広間」:大政奉還が発表された歴史的空間。

障壁画(しょうへきが):狩野派の手による金箔を多用した豪華な襖絵。

うぐいす張りの廊下:歩くと「キュッキュ」と音が鳴る。忍び対策。

見どころ写真映えポイント:二の丸御殿の唐門(からもん)は特に装飾が見事で人気撮影スポット。


② 二の丸庭園(小堀遠州作)【特別名勝】

様式:池泉回遊式庭園

特徴:美しく配置された池・滝・石組み・松などの調和が絶妙。

季節の魅力:春:桜が咲き誇る  夏:緑豊かで涼しげ  秋:紅葉が庭園に映える  冬:雪景色も美しい(稀に)


③ 本丸御殿・本丸庭園

本丸御殿:明治26年に京都御所から移築された建物(内部は非公開のことが多い)。

皇室が使用していた建物なので格式が高い。

本丸庭園:徳川時代の構造を踏襲して整備。

石垣と堀に囲まれたエリアにあり、外観だけでも迫力あり。


④ 東大手門・唐門(重要文化財)

東大手門:正門。巨大な門で、武士の出入り口。

唐門:装飾が豪華。金箔や彫刻が美しく、「豪華絢爛」という言葉がふさわしい。

近年修復されており、見応えがある。


⑤ 天守台跡

特徴:天守閣自体は火災で消失したが、石垣(天守台)は現存。

見どころ:天守台に登れば京都の街並みが見渡せる。

二条城が戦のためではなく「権威の象徴」としての役割を担っていたことがわかる場所。


⑥ 季節イベント(ライトアップ・展示)

桜のライトアップ(春):夜間特別公開があり、プロジェクションマッピングも開催される年も。

秋の紅葉ライトアップ:幻想的な雰囲気で人気。

現代アートとのコラボ展示:建築空間を生かした特別展示も不定期で開催。


参考までに・・・

二条城 → 清水寺:アクセス方法

所要時間:約30〜40分

 交通費:約230~300円程度


【ルート例 ①:地下鉄+バス】

地下鉄 東西線「二条城前」駅 → 「三条京阪」駅(約6分)

京阪バスまたは市バス「三条京阪前」バス停 → 「五条坂」バス停(約10分)

徒歩 約10分で清水寺へ登る

五条坂~清水坂を登っていくのが一般的な参道ルートです。


【ルート例 ②:市バス一本(観光客多め)】

二条城近くのバス停(堀川御池など)から

市バス206系統「東山通・北大路バスターミナル行き」→「五条坂」下車(約30分)

徒歩 約10分

 市バスは混雑しやすいので、地下鉄+バスの組み合わせが快適です。


 清水寺 観光ポイント(簡単に)

清水の舞台:有名な懸造りの本堂(国宝)

音羽の滝:三筋に分かれたご利益のある水

地主神社:縁結びで有名

三重塔・仁王門・西門:フォトスポット多数

清水坂・三年坂・二年坂:食べ歩き&お土産通り


二条城→京都駅:アクセス方法

地下鉄ルート(最速&快適)

二条城前駅(地下鉄東西線) → 烏丸御池駅(約2分)

烏丸御池駅で乗り換え → 京都駅(地下鉄烏丸線)(約6分)

 所要時間:約15分  料金:260円(大人)

快適で遅延も少なく、観光客にもおすすめ。乗り換えは同じ駅構内でわかりやすいです。


 バスルート(直行・安価だが混雑あり)

市バス9系統(西賀茂車庫行き)

堀川御池バス停 → 京都駅前(約25分)

 所要時間:約25~30分(渋滞時は+α)

 料金:230円

 通勤・観光シーズンは混雑・遅延が多め。


 タクシー(快適だけどやや高め)

所要時間:約15~20分(混雑時は+α)

料金目安:1,500〜2,000円

 荷物が多いときやグループ利用に便利。


 徒歩(健脚向き)

距離:約3.5km

所要時間:約45〜50分

街歩きや観光がてら歩きたい方にはおすすめですが、夏場や荷物があるときは避けた方が◎。


今回は、移動がキーになりそうですね!色々な方法をみんなで

見つけてみてください。その過程の中で、行きたいお店や場所が

見つかるかもしれないですね!?


  記事 風見 一統