学校日記

おいいし給食「山菜おこわ」

公開日
2025/04/28
更新日
2025/04/28

できごと



4月28日(月)
 今日のメニューは、山菜おこわ、鰹の竜田揚げ、新じゃがの味噌汁、牛乳です。

鰹(かつお)
 鰹は、サバ科に属する回遊魚で、日本では「鰹節」「たたき」など、様々な料理に利用されます。特に春の「初鰹」と秋の「戻り鰹」は
旬の味覚として知られています。
 
揚げ方の違いは?
 竜田揚げと唐揚げの主な違いは、下味の有無と使用する粉の種類です。竜田揚げは、醤油やみりんなどで下味を付けた食材に片栗粉をまぶして揚げたものが一般的です。
 一方、唐揚げは、食材に下味を付けずに、小麦粉や片栗粉をまぶして揚げることが多いです。
 竜田揚げには、一般的に知られている鶏肉で作るものだけでなく、ほかの肉類や魚を使うものもあります。クセがあってにおいの強い食材を、おいしく食べるための調理法。
 ちなみに、名前の由来は、奈良県の北西部を流れる紅葉の名所「竜田川(たつたがわ)」
しょうゆの赤い色と衣の白い色が、川の白波に浮かぶ赤いもみじを連想させるという説です。

山菜って何?


 山菜とは、山野に自生し食用にできる植物の総称です。春が旬の山菜は、独特の苦味と香りが魅力で、栄養も豊富です。

例えば、ふきのとう、たらの芽、わらび、ゼンマイなどが代表的です。

おこわって何?


 おこわ(御強)とは、もち米を蒸した飯の事を言う。元々は強飯(こわめし/こわいい)をあらわす女房詞が一般化した語である。強飯とは、こわい(堅い)飯の意で、うるち米の飯に比べ、独特のもちもちとした食感と甘味がある。赤飯もおこわに含まれ、狭義では赤飯のことを指す。


 今日の、山菜おこわに入っている山菜は、目立たないよう食べやすいように細かく調理されていました。食材を細かくするだけでも大変なのに、
今の中学生でも美味しく食べられるように工夫と愛情が詰まっています。提供される側が、こうした提供する側の想いをしっかりと汲んで
おいしく頂くことが食材と調理してくれる人への感謝の念ですね。普段、なかなか食べない料理にこそ、給食の醍醐味が詰まっていますね。
 山菜と言えば、そばと一緒に食べることが多いですが、おこわも同じくらい人気のメニューです。
 今日は、かつおが使われたメニューです。揚げ物にすることで、独特の魚の匂いも消え、サクサクふわふわの一品に大変身!
世の中を取り巻く環境の変化で、将来海の魚は本当に食べ続けられるのか!?と声があがっています。
 魚が苦手な中学生も多いですが、魚という感覚なく、美味しく食べられるように工夫してくれているところに、優しさを感じます。
 なんとか、中学生に様々な自然の恵みを食べてもらいたいという気持ちを献立に表現してくれているところに気がついて欲しいなと思います。
 世の中には、まだまだ知らない美味しい食が眠っていること、それをみつける喜びや
楽しみを味わえる人間になってください。
 今日も、ごちそうさまでした。とても、美味しく頂きました。

※よく「疲れた」という人がいますが、この言葉は脳を制限し、自分自身の行動を制限させてしまう魔法の言葉です!ぜひ、引き出しにしまいましょう。
「疲れた」=「霊に取り憑かれた」からきています。

 ぜひ、自分自身に元気が出る前向きな言葉をかけて脳に信号を送りましょう!
 元気の源は、バランス良く食事を3食しっかりと取ることが基本です!

                記事  風見 一統