クラス目標を達成するために、自分ができること!
- 公開日
- 2025/04/18
- 更新日
- 2025/04/18
できごと
7年生は、はじめての「クラス目標」作りに挑んでいます。
予め、学級委員よりクラスへミッションが言い渡されており、
各々「どんなクラスにしたいのか」を、単語や文章で考えてきていました。
学習成果の発揮どころです。グループ協議にて、協働学習を積み重ねている成果を
発揮して欲しいなと思いながら見守りました。
毎年、担任の先生方が試行錯誤しながら、とても「らしさ」が滲み出るので
今年は、どんなクラス目標が誕生するのかとても楽しみです。
決めて満足するのではなく、しっかりとクラスみんなで決めたことを守り、
最後に達成を実感して巣立って欲しいなと願っています。
番外編
『とある生徒との会話』
生徒A「みんなをわらわせる、いつもみんなわらっているクラス」がいいな。
生徒B「そうでなくても、いつもみんなわらってるじゃん。じゃあ○○さん、どうやってわらわせるのかやってみて」
生徒A「へ?私はできないよ。誰かが、笑わせてくれないかなと思って・・・私にできることなんてないですよ」
風見「わらうという言葉がたくさん飛び交っているけれど、それを熟語で表したら、なんていう単語が連想できるかな」
生徒A「熟語!・・・・・」「熟語ってなんですか」
生徒B~E「わらわら」
風見「君もクラス目標を達成させるための力、もってるね」
生徒A「えっつ?そうなんですか?おもしろいこと言ってないのに・・・」
風見「面白いか面白くないかは相手が決めることだし、君らしく自然体で今のようにみんなと関わることで自然と笑顔の数は増えるのではないかな」
「わらってるという意味を示す熟語は、笑顔ですね」 チャンチャン・・・・
他のクラスをまわってみても、クラスのために自分ができることは、ない!自分には何もないと書いている人もいましたが、
学校生活に特別な能力は必要ありません。それぞれが自分を発揮し、それを相手が認めてあげ、自分もまた同じように
相手を認めていく中で、調和がうまれ、クラスの雰囲気がつくられていくものです。
良い所はみんなのために、苦手な所は支えられながら!
奪い見下せば、全てを失い、分け与え、敬えば、価値以上のものを得る。
これは、他者と共生していくために必要不可欠な要素です。環境や人のせいにせずに、自分自身の在り方を見直し、
自分を変えていく努力を惜しまず実践していくことで、自然とクラス目標も達成され、自分自身も成長できる、
そんな学校であってほしいなと願っています。
こうした、日常の一コマを大切に、よき思い出となるように一生懸命に学校生活を送りましょう。
記事 風見 一統