令和4年度人権講話
- 公開日
- 2022/09/27
- 更新日
- 2022/09/27
できごと
9月27日(火)、中間テストが終了した今日の4校時、今年度の人権講話が開催されました。今回はコロナ禍ということで、校内オンラインでの開催です。校長先生からのお話の後、人権養護委員の方や弁護士の方から、子どもの権利条約を題材にして、人権についてのお話がありました。
子どもの権利条約の資料には、差別の禁止や生きる権利、育つ権利、意見を表す権利などが主な条約の内容として書かれています。現代日本に生きる生徒の皆さんにとっては、あたりまえのことばかりですね。でもそのあたりまえのことが条約として国際的に規定されているのはどうしてでしょう?日本の子どもにとってははあたりまえのことでも、世界の中にはあたりまえではない子どももいるということです。自分さえ良ければいいやという考えではなく、世界中の同じ世代の子どもたちが等しくあたりまえの人権を持てるようになってほしいですね。
そのような中、私たちは人権について何を考えていかなければならないのでしょうか?人権なんてあたりまえで考えたことがないと言うことが、実は幸せなことなのです。でも、時々そのあたりまえについても考えておかないと、知らない間にあたりまえがあたりまえではない社会になってしまうのです。今日は、そのための機会だったのです。あたりまえの幸せや、人権の大切さ、人権がなくなってしまったらという怖さを考える時間だったのです。
今日の機会を大切に、そしてしっかりと生かして自分を、そして世界をみなおしてみましょう。何が大切で、何をしなければいいのかが、きっと見えてくるはずです。