学校日記

おいしい給食「肉じゃがコロッケ」

公開日
2026/03/11
更新日
2026/03/11

日々の様子

3月11日(水)

今日のメニューは、ご飯、肉じゃがコロッケ、キャベツのおひたし、大根と白菜の味噌汁、牛乳です。

コロッケ

サクサクの衣にホクホクの中身。コロッケは、今や日本の食卓や商店街に欠かせない「国民食」ですよね。

その歴史を紐解くと、フランス生まれの料理が日本で独自の進化を遂げた、とても興味深いストーリーが見えてきます。


1. コロッケのルーツは

フランスコロッケの原型は、フランス料理の「クロケット(Croquette)」です。

フランス語の「croquer(バリバリ噛む)」が語源と言われています。

当時のスタイル: 今のポテトコロッケとは違い、魚介や肉のミンチをホワイトソース(ベシャメルソース)で和えて揚げた、

いわゆる「クリームコロッケ」に近いものでした。

日本への伝来: 明治時代初期に西洋料理のひとつとして日本に伝わりました。


2. なぜ「ポテト」が主流になったのか?

明治時代の日本では、乳製品(バターや牛乳)が貴重で高価だったため、クリームコロッケは高級品でした。

そこで、安価で手に入りやすかったジャガイモで代用したのが、現在の「ポテトコロッケ」の始まりとされています。

1917年(大正6年)のヒット: 「コロッケの唄」という歌が大流行し、庶民の間でコロッケの認知度が爆発的に上がりました。

洋食の三種の神器: 大正時代には、トンカツ・カレーライス・コロッケが「三大洋食」

として親しまれるようになりました。


3. 日本独自の「コロッケ文化」

海外のクロケットはあくまで「付け合わせ」や「前菜」であることが多いですが、

日本のコロッケは独自の進化を遂げています。

種類特徴

ポテトコロッケジャガイモとひき肉。日本のスタンダード。

クリームコロッケカニやエビが入った濃厚なホワイトソース。

メンチカツコロッケの派生。肉をメインにしたガッツリ系。

ご当地コロッケ三島コロッケ(静岡)や龍ケ崎コロッケ(茨城)など。

豆知識: 精肉店(お肉屋さん)でコロッケが売られるようになったのは、

大正時代に「お肉の端切れ」を有効活用するためにジャガイモと混ぜて揚げたのがきっかけと言われています。


4. 世界のクロケットとの違い

実は、世界中に似た料理がありますが、中身は様々です。

オランダ(クロケット): 自販機で売られているほどポピュラー。細長い形が多い。

スペイン(クロケッタ): 生ハムなどが入った濃厚なクリーム系が主流。

ポルトガル(パステイス・デ・バカリャウ): 干しダラとジャガイモを混ぜたもの。

日本のコロッケは、西洋の技術を日本人の知恵でアレンジした「和製洋食」の代表格と言えますね。


「肉じゃがコロッケ」は、日本の家庭料理の知恵が詰まった、まさに**「リメイク料理の王様」**ですよね!


甘辛い醤油ベースの味がついているので、ソースなしでも美味しく、普通のポテトコロッケよりもコクがあるのが特徴です。


今日の主役:肉じゃがコロッケ


1. 肉じゃがコロッケが愛される理由

味の完成度: すでに肉や野菜の旨味がジャガイモに染み込んでいるため、深みのある味わいになります。


食品ロスの削減: 前日の夕食で余った肉じゃがを無駄なく、かつ全く別の料理として楽しめます。


時短: いちからタネを作る必要がなく、潰して成形するだけという手軽さも魅力です。


2. 失敗しないための「3つのコツ」

肉じゃがは水分が多いため、そのまま作ると揚げている最中に「爆発(パンク)」しやすいのが難点です。

以下のポイントを抑えるとうまくいきます。


汁気をしっかり飛ばす: 余った肉じゃがを鍋に入れ、汁気がなくなるまで煮詰めるか、ザルにあけて水分を徹底的に切ります。


具材を小さく刻む: 肉じゃがの具(特に白滝や大きめの肉)は、マッシャーで潰す前にキッチンバサミなどで細かく刻んでおくと、

         成形しやすく食感も均一になります。


冷ましてから成形する: 温かいままだと柔らかすぎて形が崩れます。

              一度冷蔵庫で冷やしてタネを硬くすると、衣付けが劇的に楽になります。


3. おすすめのアレンジ

肉じゃがの和風な味を活かしたアレンジも人気です。


チーズイン: 中にピザ用チーズを入れると、和風の甘辛さとチーズの塩気が絶妙にマッチします。


カレー粉プラス: 少しだけカレー粉を混ぜると、一気に食欲をそそる香りに。


お弁当サイズ: 小さめに丸めて揚げれば、冷めても味がしっかりしている最高のお弁当おかずになります。


ちなみに…

最近では、この「リメイクの味」が人気すぎて、最初から肉じゃがの味付けでタネを作る

「肉じゃが風コロッケ」を看板メニューにするお惣菜屋さんも増えています。


今日は、みんな大好き、揚げ物の王道でしたね。

手間のかかった、コロッケはまた格別でしたね。


今日も、感謝の気持ちを忘れずに、美味しく頂いて午後の活動も集中して

取り組みましょう。



                   記事 風見 一統