新成人の卒業生のみなさん、おめでとうございます。
- 公開日
- 2026/01/13
- 更新日
- 2026/01/13
日々の様子
絶好の冬晴れに見舞われて、成人の日を迎えました。
新成人の卒業生のみなさん、おめでとうございます。
いよいよ、次なるステージは、社会人に向けての準備です。
これからの日本を背負って立つ覚悟をもって、自分の
やりたいことで、人生を謳歌してください。
それぞれの役割を一生懸命にこなしていくことで、
世界は明るくなります。
誰もが、世の中の役に立ち、その行いが、報われなくとも
必ず、誰かの笑顔を創っていることを忘れずに、これから
どんな困難も乗り越えていってください。
2026年に新成人(二十歳)を迎える方々は、
平成17年(2005年)4月2日から平成18年(2006年)4月1日生まれの人たちです。
彼らの中学校時代は、おおよそ2018年(平成30年)4月から2021年(令和3年)3月にあたります。
この時期は、平成から令和への改元や、何よりも新型コロナウイルスの流行によって学校生活が劇変した、
非常に記憶に残る3年間でした。
中学校生活のタイムラインと主な出来事
中1:2018年度(平成30年度)中学校生活が始まったこの年は、自然災害やSNSの普及が目立った時期でした。
主な出来事: 大阪北部地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震など、大規模な自然災害が相次ぎました。
流行: TikTokが爆発的に流行し始め、「U.S.A.」(DA PUMP)が街中で流れていました。
SNS: 「映え」を意識したInstagramの利用が中学生の間でも一般的になりました。
中2:2019年度(平成31年度 / 令和元年度)「平成最後」と「令和最初」を経験した、節目の年です。
改元: 5月1日に「令和」へ改元。学校でも新時代の幕開けを祝うムードがありました。
ラグビーW杯: 日本開催のラグビーワールドカップで「ONE TEAM」が流行語になりました。
コロナの影: 3学期の終わり(2020年2月下旬)から、当時の安倍首相による全国一斉休校要請が出され、
突然の春休み突入となりました。中台中では、鎌倉校外学習の直前でしたね・・・
学年末考査最終日の出来事でした・・・
中3:2020年度(令和2年度)最高学年としての1年間が、コロナ禍に完全に見舞われた年です。
行事の中止・縮小: 修学旅行の中止や延期、体育祭・文化祭の縮小、部活動の大会(中連体など)の中止が相次ぎました。
それでも、中台中は諦めずに、なんとか行事を実施しましたね。覚えていますか!?
入学式も大変でしたね。やるのかやらないのか・・・・
コロナに翻弄された日々でした。
新しい日常: 登校時の検温、マスク着用での授業、給食時の「黙食」が当たり前になりました。
エンタメ: 休校期間中に『鬼滅の刃』や『あつまれ どうぶつの森』が社会現象となり、
友人との交流もオンラインが加速しました。
当時の流行・カルチャー・彼らの中学校時代を象徴するキーワード
米津玄師「Lemon」、Official髭男dism「Pretender」、King Gnu「白日」、瑛人「香水」、YOASOBI「夜に駆ける」
アニメ・漫画『鬼滅の刃』、『呪術廻戦』、『約束のネバーランド』
食べ物
第3次タピオカブーム(中2頃にピーク)、ダルゴナコーヒー(中3の自粛期間)SNS/アプリTikTok、Zenly(位置情報共有アプリ)、
荒野行動、Zoom(オンライン授業・おしゃべり)
まとめ
今年の新成人は、「中学校生活の集大成をコロナで制限されながらも、
デジタルを駆使して新しい繋がり方を見出した世代」
と言えるかもしれません。修学旅行に行けなかったり、最後の大会がなくなったりと悔しい思いも多かったはずですが、
その分、仲間との絆や日常の有り難さを強く感じた中学時代だったのではないでしょうか。
成人式で久しぶりに再会する友人たちとは、当時の「突然の休校」や「マスク生活」の思い出話に花が咲きそうですね。
今年の新成人(2026年成人式)の方々の部活動時代は、まさに「コロナ禍による断絶と模索」の3年間でした。
彼らが中学2年生の終わりにパンデミックが始まり、最も打ち込むはずだった中学3年生の時期に、
多くの大会や活動が制限されました。
当時の部活動における主なトピック
2020年:史上初の「中体連・コンクール中止」
彼らが中学3年生になった2020年度は、部活動の歴史において最も過酷な年でした。
夏季大会の中止: 全国中学校体育大会(全中)や、その予選となるブロック大会、
県大会が軒並み中止となりました。
3年間の集大成を見せる場を失い、多くの生徒が「引退試合」さえできないまま部活を去る状況がありました。
文化部の発表の場も消失: 吹奏楽コンクールや合唱コンクール、美術展なども中止・オンライン開催への変更を余儀なくされました。
代替大会の開催: 多くの地域で、引退する3年生のために自治体独自の「代替大会」や
「交流試合」が開催されました。
無観客や保護者のみの参観という制限付きでしたが、それが唯一の救いとなった世代です。
当時の部活動あるある(コロナ禍編)
当時の彼らが経験した、独特の部活動風景です。
オンライン部活: 休校期間中、Zoomを使って自宅で筋トレや素振り、ミーティングを行うチームが増えました。
練習制限: 「週○日以内」「1日○時間まで」という厳しいガイドラインがあり、短い時間で集中して取り組むスタイルが定着しました。
「黙」の徹底: 練習中の声出し禁止、着替え中の会話禁止、そして部活後の買い食いや集まりも制限されました。
マスク着用の苦労: 真夏の練習でも、移動時や待機時はマスク着用が必須で、熱中症対策との両立が大きな課題でした。
人気だった部活動・当時のトレンド
この世代で特に注目されていた、あるいは影響を受けたトピックです。
バレーボール: 漫画・アニメ『ハイキュー!!』の完結(2020年)や、日本代表の活躍により、
男子バレー部への注目度が非常に高い時期でした。
バスケットボール: 八村塁選手が日本人初のNBAドラフト1巡目指名(2019年)を受け、バスケ熱が非常に高まっていました。
eスポーツの台頭: 部活動としての設立はまだ一部でしたが、この時期、
中学生の間で『荒野行動』や『Fortnite』などのゲームが「放課後のもう一つの部活」のようなコミュニティとして機能していました。
困難を乗り越えた「レジリエンス(復元力)」
この世代の強みは、「当たり前が通用しない環境で工夫したこと」です。
大会がなくてもモチベーションを維持する難しさ。
限られた練習環境で自分たちに何ができるか考える力。
仲間と直接会えない時間をどう埋めるかという連帯感。
成人式で集まる彼らにとって、部活動の思い出は「優勝したこと」や「記録」以上に、
「あの状況下で最後までやり遂げたこと」そのものが、強い絆の証になっているはずです。
他の世代では、味わえない人類史上初の状況下の中で、たくましく生き抜いた、卒業生のみなさんであれば、
この先、どんなことがおきても、大丈夫です。
みなさんの、今後のご活躍を心より願っています。
記事 風見 一統