学校日記

おいしい給食「うずまきぶどうパン」

公開日
2025/12/02
更新日
2025/12/02

日々の様子

12月1日(月)師走突入!

今日のメニューは、うずまきぶどうパン、鶏肉と大豆のトマト煮、オレンジ、牛乳です。

学校給食におけるパンの歴史は、日本の戦後の食生活と深く関わっており、特にコッペパンが象徴的な存在です。

 1. 戦後の復興期(コッペパンの時代)

学校給食でパンが主食として定着したのは、第二次世界大戦後の混乱期です。

1946年(昭和21年):

戦時中の食料不足で中断していた給食が再開され、主にアメリカなどからの援助物資として提供された

小麦粉や脱脂粉乳を使用して、コッペパンと牛乳が小学校で提供され始めました。

当時の日本では、米が高騰していたこともあり、手に入りやすく栄養価の高い小麦粉を使うコッペパンは、

主食の代替として非常に重要な役割を果たしました。


コッペパンの定着:

戦後しばらくは、コッペパンが給食の主食の定番となり、子どもたちの栄養改善に大きく貢献しました。

コッペパンが日本のパン食普及のきっかけの一つになったと言えます。

後に、硬くなったパンをおいしく食べさせる工夫として、揚げパンが登場し、子どもたちの間で人気メニューとなりました。


 2. 多様化と米飯給食の導入期

高度経済成長期を経て、給食の献立は多様化し、パンの種類も増え始めます。

1970年代中頃(昭和50年代):

国民の食生活の洋風化が進む中で、コッペパンだけでなく、食パン、ロールパン、レーズンロールなど、

多様な種類のパンが提供されるようになりました。


1976年(昭和51年):

米の需要拡大や日本型食生活の推進のため、米飯(ご飯)給食が正式に導入されました。

これにより、それまで週5日パンだった主食が、米飯とパンのローテーションへと変わっていきました。


 3. 現代の給食パン

1990年代以降:

ライフスタイルの変化と製パン技術の向上により、パンの種類はさらに多様化しました。

クロワッサンや米粉パン、地元産の小麦粉を使ったパンなど、栄養価やおいしさ、

アレルギー対応などを考慮した様々なパンが献立に取り入れられています。

現在では、米飯給食が週3回以上を目標とされるなど主食の主流となり、パンの登場回数は昔に比べて減っていますが、

依然として子どもたちに親しまれています。




今日も、寒い早朝から、みんなのために給食を準備してくださる、

給食室のみなさんへの感謝の気持ちを忘れずに頂きましょう。




2025年も、あっという間に残り1ヶ月となりました。

年を重ねるごとに、1年の巡りが早く感じるとよく言われますが、

中学生のみなさんは、いかがでしょうか。


今週から、三者面談も始まり、2学期も、まとめの時期へと突入します。

来年に向けて、しっかりと自分を見つめ直し、新たな目標を設定して

成長していってほしいと思います。


特に、9年生は、三者面談と同時に、入試の面接練習も管理職の先生が

担当して順次実施しています。


たくさん練習して臨んでも、いざ管理職の先生との面接練習がはじまると、

とても緊張の面持ちで、頭が真っ白!なんていう状況に直面しているようでした。


面接練習では、「母校である中台中学校のよいところは何ですか」という質問をしています。

決まって出てくる言葉には、「行事に一生懸命」「先生と生徒がとてもよい関係性を築けている」「快適な校舎の環境」が、

主に挙げられました。

将来を見据えた、志望理由を、その高校にどうしても進学したい魅力や適性を、

簡潔にまとめて話ができるように、ますます練習を重ねて、面接練習に挑んで欲しいと思います。



               記事 風見 一統