学校日記

8年 家庭科

公開日
2025/11/07
更新日
2025/11/07

日々の様子

8年生の家庭科です。

今日は、楽しみにしていた調理実習です。

「豚の生姜焼き」作りに挑戦しました。

豚の生姜焼き(調理実習向け)

1. 必要な材料(2〜3人分目安)

豚ロース薄切り肉(または肩ロース)200〜250g生姜焼き用が適しています

つけ汁

しょうゆ 大さじ2

みりん 大さじ2

料理酒 大さじ1

砂糖 小さじ1

おろし生姜 大さじ1〜1.5新鮮な生姜をすりおろすのがベスト

その他 サラダ油 少々

付け合わせ 適量キャベツのせん切り、ミニトマトなど

ポイント:おろし生姜生姜の皮はスプーンでこそげ取るようにむくと無駄なくきれいにむけます。

絞り汁を使うと、焦げ付きにくく、上品な風味になります。

2. 事前準備と下ごしらえ

豚肉の準備豚肉は調理の10分前に冷蔵庫から出し、常温に近づけておくと火の通りが均一になります。

豚肉のフチにある筋(白い部分)に、包丁の先で数カ所切り込みを入れる(筋切り)。

→ 焼いたときに肉が縮んだり反り返ったりするのを防げます。

つけ汁を作るボウルまたはバットに、しょうゆ、みりん、料理酒、砂糖、おろし生姜を混ぜ合わせます。

肉を漬け込むつけ汁の半量を豚肉に絡め、約10分〜15分程度漬け込みます。

残りの半量は、焼き上げのタレとして使います。

3. 調理の手順

(加熱)フライパンを温めるフライパンにサラダ油を少量ひき、中火でしっかり熱します。

肉を焼く漬け汁を軽く切った豚肉を、重ならないように1枚ずつ広げて入れます。

焦げ付かないよう火加減に注意しながら、片面を1〜1分半ほど焼きます。

裏返す肉のフチの色が変わってきたら裏返し、火を少し弱めて肉全体に火を通します。

(もしフライパンに余分な油が出たら、キッチンペーパーで軽く拭き取ると、タレがよく絡みます。)

仕上げのタレを絡める肉にほぼ火が通ったら、残しておいたつけ汁をフライパンに流し入れます。

強めの中火にし、タレを煮詰めながら、肉を返したり動かしたりして全体に素早く絡めます。

盛り付けタレにとろみがつき、肉全体に濃い色が付いたら火を止めます。

皿に盛り付け、キャベツのせん切りなどの付け合わせを添えて完成です。

成功のためのポイント

火加減は中火〜強めの中火で!:タレは砂糖やみりんが入っているので焦げ付きやすいです。

火力が弱すぎると肉が硬くなり、強すぎると焦げ付くので、タレを絡めるときは特に注意しましょう。

肉を漬けすぎない:漬け込みすぎると肉が硬くなったり、焼くときに焦げやすくなったりします。

10〜15分程度が目安です。小麦粉を使うテクニック:豚肉に薄く小麦粉をまぶしてから焼くと、

肉がやわらかく仕上がり、タレがよく絡んで美味しくなります。


8年生は、とても落ち着いた雰囲気で、集中しながら、班で協力して

準備から調理、片付けまでを、しっかりと取り組めていました。


とっても優しい8年生

各班をまわっていると、

「先生、一枚余っているから一緒に食べよう」

「先生、私たちの班の生姜焼き食べてください」

「先生、こっちも食べて!どっちがおいしい?」


 などなど、声をかけてくれて、とても優しい一面が滲み出ていました。

どの班も、それぞれのこだわりがあり、味も異なり、

ただ、どの班もとても美味しい生姜焼きができていました。

とっても美味しかったです。ありがとう。


みなさんは、どんな味付けの生姜焼きが好みでしょうか。

焦げ目がついた、肉肉しいステーキ風の生姜焼き、

綺麗な焼き加減で、やわらかい生姜焼きなど、班ごとの

オリジナルな味付けがとても印象的でした。


上手に調理ができていたので、ぜひご家庭でも、家族に

生姜焼きを振る舞って欲しいなと思います。



            記事 風見 一統