学校日記

おいしい給食「プルコギ丼」

公開日
2025/10/29
更新日
2025/10/29

日々の様子

10月29日(水)

今日のメニューは、プルコギ丼、タッコムタン、りんご、牛乳です。

プルコギ丼は、韓国料理のプルコギ(불고기)をご飯に盛り付けた丼ものです。

 プルコギとは?

プルコギは、主に牛肉を醤油、砂糖、ごま油、にんにく、ネギなどで作った甘辛いタレに漬け込んでから炒めたり焼いたりする料理です。

「プル」は「火」、「コギ」は「肉」という意味で、「火の肉」を意味します。

一般的に、牛肉だけでなく、玉ねぎ、にんじん、ニラ、きのこなどの野菜と一緒に調理されることが多く、

味付けは日本のすき焼きに近い甘辛い風味で、日本人にもとても人気があります。


 プルコギ丼の特徴

甘辛い味付け: ご飯が進む、甘辛く濃厚なタレが特徴です。コチュジャンや唐辛子を加えて、少し辛みを効かせるレシピもあります。

具材のバリエーション: 牛肉と豊富な野菜(玉ねぎ、人参、ニラ、ピーマンなど)が一緒にご飯に盛られるため、

ボリュームがあり、栄養バランスも良い一品です。


トッピング: お好みで卵黄(または温泉卵)をのせたり、ごまや韓国のりを散らしたりして食べられます。

     卵黄を絡めると味がまろやかになり、より美味しくなります。


手軽さ: 炒めるだけで手軽に作れるため、家庭料理としても人気がありますし、牛丼チェーン店などで期間限定メニューとして登場することもあります。

ご家庭で作る場合は、市販のプルコギのたれを使うと簡単に本格的な味が楽しめますよ。

プルコギ丼レシピ(2人分)

材料

牛肉(薄切り/切り落とし)200g 牛カルビ肉やこま切れ肉でもOK

玉ねぎ1/2個 くし形切りまたは薄切り

にんじん30g(1/4本程度)短冊切りまたは細切りニラ1/3束(約40g)4〜5cmの長さにカット

プルコギのたれ大さじ4〜5お好みのメーカーのものごま油大さじ1/2

炒め用ご飯丼2杯分温かいもの卵黄(または温泉卵)2個お好みで白いりごま少々お好みで

作り方

具材を切る:牛肉は食べやすい大きさに切ります。玉ねぎ、にんじん、ニラをそれぞれ切ります。

炒める(野菜):フライパンにごま油を熱し、玉ねぎ、にんじんなど火の通りにくい野菜から順に入れて中火で炒めます。

玉ねぎがしんなりしてきたら、いったん火からおろすか、片側に寄せておきます。

炒める(牛肉と味付け):牛肉を加えて炒め、色が変わったらニラを加えます。

全体を混ぜ合わせたら、プルコギのたれを加えて、全体によく絡めながら炒め合わせます。

(たれが焦げ付かないように注意)盛り付ける:丼にご飯を盛り付けます。

その上に炒めたプルコギをたっぷりのせます。

仕上げ:お好みで卵黄や温泉卵を中央に落とし、白いりごまをふりかけたら完成です。

アレンジのヒント辛さをプラス: お好みでコチュジャンを少量たれに混ぜ込むと、ピリ辛になり食欲が増します。

野菜をチェンジ: ピーマン、パプリカ、きのこ類(しめじ、エリンギなど)もプルコギによく合います。

たれを自作: 醤油、砂糖、みりん(またははちみつ)、にんにく・しょうがのすりおろし、

ごま油などを混ぜて、自家製タレを作るのもおすすめです。


タッコムタン(닭곰탕)

タッコムタンは、韓国の伝統的なスープ料理の一つで、鶏肉をじっくりと煮込んで作る、滋味深くやさしい味わいが特徴の料理です。

タッコムタンの概要

닭곰탕(タッコムタン)

韓国料理、スープ料理(タン:탕)

主な材料鶏肉、長ネギ、にんにく、生姜特徴鶏を長時間煮込んだ透明でコクのあるスープと、柔らかい鶏肉。

味付け薄味で提供され、食べる人が塩やコショウで好みの味に調整する。

料理の特徴1. 長時間煮込んだスープタッコムタンの美味しさの決め手は、なんといってもそのスープです。

鶏肉(丸鶏や骨付き肉)を、にんにく、ネギ、生姜などと一緒に長時間(数時間)煮込むことで、

鶏の旨味が凝縮された深いコクのあるスープができます。

一般的に、同じ鶏スープである「サムゲタン(参鶏湯)」が漢方やもち米を入れて煮込むのに対し、

タッコムタンはよりシンプルで澄んだスープが特徴です。

2. スタミナ食としての人気韓国では、参鶏湯(サムゲタン)などと同様に、滋養強壮や体力回復のためのスタミナ食として人気があります。

特に体調を崩した時や寒い季節に、体を温め、エネルギーを補給するのに良いとされています。

3. 食べ方スープと煮込んだ鶏肉、刻んだネギなどが入った状態で提供されます。

味付けは薄味またはほとんどされていないことが多いので、食卓に用意されている塩、コショウ(または胡椒入りの塩)で、

自分の好みの塩加減にして食べます。

ご飯をスープに入れて「クッパ」のようにして食べたり、別盛りのご飯と一緒に味わったりします。

付け合わせのキムチやカクテキ(大根キムチ)と一緒に食べるのが定番です。

その他の類似料理サムゲタン(参鶏湯): 丸鶏のお腹にもち米や高麗人参、ナツメなどを詰めて煮込んだ料理。漢方食材が使われ、

より薬膳料理としての性格が強いです。タッカンマリ(鶏一羽): 鶏一羽を丸ごと煮込んだ鍋料理。

煮込んだ後、醤油や唐辛子などを混ぜた特製のタレにつけて食べるのが一般的です。

タッコムタンは、鶏の純粋な旨味をシンプルに味わいたい時におすすめの、素朴ながら奥深い韓国の伝統的なスープです。


日本で韓国の様々なことに関心を持つ方が多いのは、現在、非常に大きな社会現象になっていますね。

その背景には、主にエンターテイメント(K-POP、韓国ドラマ)、食文化、そして地理的な近さなど、複数の要因が絡み合っています。


日本における韓国ブームの要因

1. K-POP・韓国ドラマの圧倒的な影響力(韓流ブームの進化)

グローバル戦略の成功: K-POPアイドル(BTS、TWICE、BLACKPINK、NewJeansなど)は、

デビュー当初から世界市場をターゲットにしたハイレベルな楽曲、ダンス、ビジュアル、

そしてSNSを活用した緻密なファン戦略を展開しています。


配信プラットフォームの普及: Netflixなどの動画配信サービスが普及したことにより、『愛の不時着』、『梨泰院クラス』、

『イカゲーム』といった韓国ドラマ(K-ドラマ)が国境を越えて手軽に視聴できるようになり、一気に人気に火がつきました。


コンテンツの質と多様性: 韓国のエンタメ産業は、多額の資金と才能を投じて質の高いコンテンツを継続的に制作しており、

サスペンス、恋愛、社会派などジャンルも多様です。


2. 食文化とファッションの浸透

韓国グルメの流行: チーズタッカルビ、ヤンニョムチキン、マカロン、クロッフルなど、

SNS映えする韓国グルメが次々と日本に上陸し、若者を中心に大きなブームになっています。


韓国コスメ(K-Beauty)とファッション: 高い機能性を持つ韓国コスメや、ストリート系、カジュアル系を

中心とした韓国発のファッションが、手頃な価格帯であることも手伝って、特に10代・20代の女性から支持を集めています。


3. 地理的・文化的近さ

旅行のしやすさ: 日本と韓国は地理的に近く、航空券も比較的安価で短時間で移動できるため、

気軽に「韓国旅行」に行きやすい環境にあります。


文化の共通点と差異: アジア文化圏としての共通点も多いため親しみやすさがある一方で、食やファッション、

エンタメのスタイルに明確な「違い」があることが、新鮮で魅力的に映っています。


4. SNSとZ世代の関心

リアルタイムの情報共有: InstagramやTikTokなどのSNSを通じて、最新の韓国トレンドやグルメ情報、

アイドルの活動などがリアルタイムで共有され、流行のスピードが加速しています。


多様性への関心: 自分の「推し」の文化を深く掘り下げたいという若者の熱量と、

グローバルな文化に触れたいという関心が高まっていることも背景にあります。


今日は、人気の韓国めにゅーでしたね。

箸がすすんだのではないでしょうか。

いよいよ期末考査まで2週間です。

しっかりと、栄養を蓄えて、学習を第一に専念してほしいと思います。

今日も、給食室への感謝を忘れずに、元気に活動しましょう。



             記事 風見 一統