最後の晩餐「すき焼き」④
- 公開日
- 2025/09/24
- 更新日
- 2025/09/24
日々の様子
+4
海外でも支持あり!「SUKIYAKI」
すき焼きにまつわる歌として、最も有名なのは
坂本九さんの「上を向いて歩こう」です。
なぜ「すきやきソング」なの?
日本では「上を向いて歩こう」というタイトルで知られていますが、海外、特にアメリカやヨーロッパでは、
この曲が「SUKIYAKI」というタイトルで発売され、大ヒットしました。
経緯: 1963年にイギリスのレコード会社がこの曲を発売する際、原題の「上を向いて歩こう」は外国人には発音しにくく、
意味も分かりにくいと判断しました。
命名の理由: そこで、当時海外でも少しずつ知られ始めていた日本語の「SUKIYAKI」をタイトルに採用しました。
特別な意味はなく、「日本料理の代表的な名前」として選ばれたと言われています。
結果: このユニークなタイトルが人々の興味を引き、ビルボードチャートで3週連続1位を記録するなど、
世界中で大ヒットするきっかけとなりました。
この曲の成功によって、「SUKIYAKI」という言葉は、料理名としてだけでなく、
日本の象徴的な単語の一つとして海外に広く知られることになりました。
「すきやき」が登場する童謡
また、日本の童謡の中にも「すきやき」が登場する歌があります。
「おお牧場はみどり」: オーストリア民謡で、日本では日本語の歌詞がつけられました。
「牛はこどもとやさしい母さんを連れて...」という部分に続き、「...すき焼きにして食べようか」
というような、ちょっとユーモラスな歌詞が含まれています。
このように、すき焼きは日本の文化や歴史、そして音楽にも深く根付いている料理なのです。
これからも、日本の伝統的な食文化を学び、そして後世にも伝承できるような
日本人でありたいですね。
9年生は、一日中、駆け回り、お腹ペコペコで、たくさん
美味しく頂けたようです。
満腹になったところで、次はいよいよ京友禅の体験が待っています!
記事 風見 一統