8年 理科
- 公開日
- 2025/09/11
- 更新日
- 2025/09/11
日々の様子
8年生の理科です。
今日は、5大栄養素について学習がすすんでいます。
私たちが生きていくために必要な栄養素は、大きく分けて5つあり、これを「五大栄養素」といいます。
五大栄養素の種類と働き
五大栄養素には、主に3つの役割があります。
①エネルギー源になる
②体をつくる
③体の調子を整える
栄養素/働き /含まれる主な食品
炭水化物 主なエネルギー源となり、体を動かす力になる。脳が働くための唯一のエネルギー源でもある。 ごはん、パン、麺類、イモ類、砂糖
脂質 効率のよいエネルギー源。細胞膜やホルモンの材料にもなる。 油、バター、肉の脂身、ナッツ類
タンパク質 筋肉、臓器、血液、髪の毛など、体をつくるもとになる。 肉、魚、卵、牛乳、大豆製品
ビタミン 他の栄養素がスムーズに働くのを助け、体の調子を整える。 野菜、果物、きのこ類
ミネラル 骨や歯をつくる材料になったり、体の調子を整える。 牛乳、小魚、海藻、緑黄色野菜
三大栄養素と五大栄養素
五大栄養素のうち、炭水化物、脂質、タンパク質は、特にたくさんの量を必要とするため、まとめて「三大栄養素」とも呼ばれます。
これらは主にエネルギー源や体をつくる役割を担っています。
一方で、ビタミンとミネラルは、必要な量は少ないものの、三大栄養素が体内で適切に働くために不可欠な体の調整役です。
バランスのよい食事の重要性
これらの栄養素はそれぞれ異なる役割があるため、どれか一つでも欠けると、体の機能がうまく働かなくなります。
健康な体を維持するためには、五大栄養素をバランスよく、まんべんなく摂ることが大切です。
五大栄養素は、私たちが食べた物が体内で消化され、吸収されることで利用されます。
人体模型を使うと、その過程を視覚的に理解できます。
口から肛門までの消化管の確認:
食べ物が通る道(消化管)を、人体模型を使ってたどります。
口 → 食道 → 胃 → 小腸 → 大腸 → 肛門 の順に確認します。
各消化器官の役割:
模型の各部分を指し示しながら、それぞれの器官がどのような働きをしているかを説明します。
胃: 胃液を分泌して、食べ物を溶かす。特にタンパク質の消化が始まる場所です。
小腸: 消化酵素によって食べ物を分解し、栄養素を吸収する主要な場所です。
小腸の内側には、表面積を広げるためのひだや柔毛があり、効率よく栄養を吸収するしくみを模型で示せます。
肝臓とすい臓: 消化管そのものではありませんが、消化を助ける重要な器官です。
模型でその位置を確認し、それぞれの働き(肝臓が胆汁をつくる、すい臓が消化酵素を分泌する)を説明します。
大腸: 消化されなかった残りカスから水分を吸収し、便を形成します。
五大栄養素と消化:
炭水化物、タンパク質、脂質の三大栄養素が、それぞれどの器官でどのように分解されるかを図や模型を使って説明します。
炭水化物: 口(だ液)と小腸で消化される。
タンパク質: 胃と小腸で消化される。
脂質: 小腸で消化される。
勉強前は、ブドウ糖がよいと、先生から助言がはいりました。
ほかにも、バターがおすすめ!とのことでした。
クッキーやトーストなどを学習前に摂取して、テストに向けて
学習に励みましょう。
そして、なにやら教室のすみっこに、隠されているものがありました。
何がでてくるのか、楽しみですね。
今後の、授業に注目しましょう。
記事 風見 一統