12月11日(水)本日の授業風景(3)
- 公開日
- 2024/12/12
- 更新日
- 2024/12/12
校長日記
9年5組・社会(公民)の授業の様子です。
これまでも何回かお伝えしていますが、本校では今年度より2年間にわたり区教委の委嘱を受け「誰1人生徒を取り残さないプロジェクト(DSTP)」を主題に研究・実践を続けています。
この授業は、その一環として行われた研究授業です。『国民主権と日本の政治』の学習で、この日のめあては【候補者の政策に対して、さまざまなことを考慮しつつ適切に判断できる】です。
3年後には選挙権を得る9年生にとって、主権者教育の側面も持つ学習内容でした。グループ討議やChromebookを活用した発表等においては、一人ひとりの意見を尊重することの重要性が強調されていました。これもDSTPの視点に立った学習活動の1つです。
また、授業の中で模擬選挙(投票)も行いました。その際、SBSルーム(校内にある第3の居場所)等にいるためあらかじめ教室に不在となることが分かっていた生徒には、事前に期日前投票をしてもらっています。
さらに学習アプリを使い、オンライン授業で参加している生徒の意見も吸い上げていました(写真・下)。まさにDSTPの視点に立ち、協働的な学びと個別最適な学びの両方を取り入れた授業でした。
本校では、今後も学習面で「誰1人取り残さない」を目標に、全ての教科でDSTPの視点に立った授業を展開してまいります。
校長 武田幸雄