９年１組・技術家庭（家庭分野）の授業の様子です。

　『幼児の生活と家族』の学習で「幼児向け絵本」の制作に取り組んでいました。絵本の台紙は色紙や色ペンの付属したキットを使います。そこに、全体で10〜12ページになるオリジナル絵本を創作します。

　幼児が対象なので、読みやすさ・わかりやすさが大事なポイントです。使用する文字も、はっきりと柔らかいフォントを用いるといった視覚的配慮が必要です。また、色紙やフェルトを活用してよりカラフルで立体的な絵柄にしたり、仕掛け絵本のようにしたりと工夫も見られました。

　この時間が実習に充てられる最後の授業です。先生のお話では、未完成の人は放課後に補充教室を開く予定だそうです。これも、誰１人生徒を取り残さない（ＤＳＴＰ）のための配慮なので、先生に感謝しましょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　武田幸雄