校長日記

10月17日(木)本日の授業風景(3)

公開日
2024/10/17
更新日
2024/10/17

校長日記

 7年1組・社会(歴史)の授業の様子です。

 教科書の単元名は【望月の欠けたることもなしと思えば】です。これは平安時代の貴族・藤原道長が詠んだ歌の一部で【この世をば我が世とぞ思う】の後に続けて「この世は自分の思い通りになる。満月が欠けていないように、すべて満足にそろっている」といった意味になるといわれます。

 そこからもわかるように、平安時代の学習に入りました。それまでの平城京(奈良)から長岡京を経て平安京(京都)に遷都した理由の1つが、仏教勢力(僧侶)に政治介入させないためであることも確認しました。

 となると、平安京遷都の年を覚える語呂合わせは『鳴くよ(794)ウグイス平安京』が一般的ですが、遷都の理由も一緒に覚えられる『なくし(794)ます、僧侶の介入、平安京で』というのはどうでしょう?

                          校長 武田幸雄