９年２組・理科の授業の様子です。

　前回の授業で、電流計や電圧計、豆電球とつないだ発電機におもりを取り付け、それを落下させる実験に取り組みました。そして、直列・並列それぞれのつなぎ方で、重量がした仕事と発生した電気エネルギーのデータを取りました。

　その数値をもとに発電効率を算出したところ、エネルギーの変換効率は直列では約10％、並列でも約25％にすぎないことが分かりました。それを受け、先生が電気代クイズを出されていました。

　電子黒板には、東京タワー１か月分、山手線１駅分、福岡ドーム球場の屋根開閉１回分など、電気料金に関するさまざまなクイズが出されました。そして、最後にそれらの電気エネルギーが発生する前段階で、電気以外のエネルギーにも変換されてしまっていることを確認しました。エネルギーの有効利用や省エネについても学べましたね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　武田幸雄