８年３組・理科の授業の様子です。

　『植物のからだのつくりとはたらき』の学習で「光合成と二酸化炭素の関係」を調べる実験に取り組んでいました。光合成のしくみについては、すでに教室の授業で学習・確認済みです。

　この時間は、その光合成の過程において、二酸化炭素が使われるかどうかを調べていました。息を吹き込み青色（アルカリ性）から緑色（中性）にしたＢＴＢ溶液を、４本の試験管にいれました。その４本を「水草あり・なし」「光あり・なし」の組み合わせで４種類に分け、それぞれのＢＴＢ溶液の色の変化を確かめました。

　実験で使った水草は、私も趣味の熱帯魚水槽で使用しています。その水槽の環境が良いと、水分中の二酸化炭素を吸収した水草の葉から、小さな泡（酸素）が出ていることがわかります。まさに光合成のしくみを目視しているわけです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　武田幸雄