７年５組・数学（少人数）の授業の様子です。

　平面図形の学習で『基本の作図』に取り組んでいます。今後上級学年で取り上げる図形でも、作図の基礎技能は必要です。そのため、まず「垂線の作図」「垂直二等分線の作図」「角の二等分線の作図」という３つの基本の作図を習得します。この時間は、ある線分の中点を通り、その線分と垂直に交わる直線「垂直二等分線」を取り上げていました。

　先生の演示を確認しながら説明を受け、自分でもかいてみました。とはいえ、作図で必要になるのは「定規やコンパスをどう使い、どのような補助線を引くのか」といった技術的なスキルだけではありません。

　例えば「直線が円と交わる」「直線が円と接する」の違いなど、言葉の意味もしっかり押さえておかなければなりません。数学の図形学習でも、やはりＲＳ（リーディング・スキル＝教科書を読み解く力）は必要ということです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　武田幸雄