12月3日(水)本日の授業風景(3)
- 公開日
- 2025/12/03
- 更新日
- 2025/12/03
校長日記
9年3組・社会(公民)の授業の様子です。
『日本国憲法と基本的人権』の学習で『社会権』を取り上げていました。社会権とは「国に対して人間らしい生活を求める権利」のことで、日本国憲法は生存権・教育を受ける権利・勤労の権利と労働基本権を保障しています。
そのうちの生存権について、日本国憲法は【すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する】(第25条)と定めています。では、私たちがそのような生活を営むために、何が必要なのでしょう。クーラー、スマホ、冷蔵庫、シャーペン等、身近なものを「必要・不要」に分け、その理由について意見交換しました。
また、1957年に、結核を患い生活保護を受けていた方が生存権を求めて国を訴えた「朝日訴訟」の概要を読み、その訴えが有効か無効かを考え意見交換しました。一律に即答できない、難しい問題でしたね。
校長 武田幸雄