おいしい給食「セルフハンバーグサンド」
- 公開日
- 2026/02/16
- 更新日
- 2026/02/16
日々の様子
+6
2月16日(月)
今日のメニューは、主食リクエスト第三位セルフハンバーグサンド、
副菜リクエスト第二位のり塩フライドポテト、
ミネストラスープ、牛乳です。
ハンバーグ
みんなに愛される「ハンバーグ」。
そのルーツを辿ると、実はモンゴルからドイツ、そしてアメリカを経て日本へ…という、
壮大な世界一周旅行のような歴史が見えてきます。
1. 始まりはモンゴルの「タルタルステーキ」
13世紀頃、モンゴル帝国の騎馬民族(タタール人)が食べていた食習慣がルーツと言われています。
背景: 当時の馬肉は硬かったため、細かく刻んで食べやすくし、スパイスで味付けをして生で食べていました。
移動: これがロシアを経由してドイツへ伝わり、「タルタルステーキ」という料理になりました。
2. ドイツの港町で「ハンブルク風」へ
18世紀から19世紀にかけて、ドイツの港町ハンブルクで、この肉料理に火を通すスタイルが定着します。
進化: 生肉を嫌ったドイツの人々が、ひき肉を丸めて焼くスタイルを発案。
名前の由来: 英語で「ハンブルクの(Hamburg)」をドイツ語読みではなく英語読みしたものが、
「ハンバーグ(Hamburger)」の語源です。
3. アメリカで「ハンバーガー」が誕生
ドイツからの移民がアメリカへ渡る際、この「ハンブルク風ステーキ」を持ち込みました。
変化: アメリカでは「ソールズベリー・ステーキ」とも呼ばれましたが、
忙しい労働者が手っ取り早く食べられるようパンに挟んだことで、現在のハンバーガーへと進化しました。
4. 日本独自の進化「ハンバーグステーキ」
日本にハンバーグが入ってきたのは明治時代と言われていますが、一般家庭に普及したのは
戦後の高度経済成長期(1960年代以降)です。
日本流のアレンジ: 欧米では「肉100%」が主流ですが、日本ではパン粉や玉ねぎを混ぜて
「ふっくら・ジューシー」に仕上げるスタイルが独自に発展しました。
マルシンハンバーグ(1960年): 調理済みのチルドハンバーグが発売され、食卓のヒーローに。
ファミレスの普及: 1970年代にデニーズやロイヤルホストなどのファミレスが登場し、
「ハンバーグ=外食の定番」という地位を確立しました。
ちょっとした豆知識
「ハンバーグ」は和製英語に近い?
英語で "Hamburg" とだけ言うと都市の名前になってしまいます。
料理として伝えるなら "Hamburger Steak" または "Salisbury Steak" と呼ぶのが一般的です。
今週の給食は、リクエスト上位のコンボメニューでした。
みんなが食べたいメニューが、登場するとテンションもあがりますね。
様々なメニューを味わうこともよいですが、このように好きなメニューを存分に味わうのも
食の楽しみのひとつですよね。
今日も、給食室のみなさんへの感謝を忘れずに、
ひとつひとつ手こねして作られたハンバーグを
大切に味わいましょう。
記事 風見 一統