学校日記

8年 英語

公開日
2025/09/12
更新日
2025/09/12

日々の様子

8年生の英語です。

来週に迫る、中間考査に向けて、文法事項の確認演習に取り組んでいました。

TO不定詞の用法や、HAVE TO や MUSTの用法、英単語の確認をしました。


不定詞

TO不定詞は、「to + 動詞の原形」の形で、文の中で名詞、形容詞、副詞の働きをします。


1. 名詞的用法

意味: 「~すること」

文での働き: 主語、目的語、補語になる。

例文:

To learn English is important. (英語を学ぶことは大切です。) - 主語

I want to play soccer. (私はサッカーをしたいです。) - 目的語

My dream is to be a doctor. (私の夢は医者になることです。) - 補語


2. 形容詞的用法

意味: 「~するための」「~するべき」

文での働き: 名詞を修飾する。

例文:

I have a book to read. (私には読むための本があります。) - bookを修飾

This is a place to visit. (これは訪れるべき場所です。) - placeを修飾


3. 副詞的用法

意味: 「~するために」「~して(~)」

文での働き: 動詞、形容詞、副詞を修飾する。

例文:

I study hard to pass the exam. (私は試験に合格するために一生懸命勉強します。) - studyを修飾(目的)

I am happy to see you. (あなたに会えて嬉しいです。) - happyを修飾(原因・理由)


HAVE TO と MUST

どちらも「~しなければならない」という意味で、義務を表しますが、ニュアンスが少し異なります。


HAVE TO

話している人が「必要」だと感じていること、または外部の事情でそうしなければならないことを表します。

「~せざるを得ない」という、状況的な必要性が強調されます。

否定形は don't have to で、「~する必要はない」という意味になります。

例文:

You have to finish your homework by tomorrow. (あなたは明日までに宿題を終えなければなりません。)

                         - 先生や親から言われた、またはそうしないと困る状況

I have to go to the dentist. (私は歯医者に行かなければなりません。) - 体調が悪いため、歯科医に行く必要がある状況

You don't have to wear a uniform at this school. (この学校では制服を着る必要はありません。)


MUST

話している人が「強く」そうすべきだと感じていること、または一般的なルールや道徳として当然そうすべきことを表します。

話している人の主観的な強い意志や、普遍的な義務感が強調されます。

否定形は must not (mustn't) で、「~してはいけない」という禁止の意味になります。have to の否定形とは意味が全く違うので注意しましょう!


例文:

You must be quiet in the library. (図書館では静かにしなければなりません。) - 図書館のルールとして当然のこと

I must help my mother. (私は母を手伝わなければなりません。) - 自分の強い意志や責任感

You must not smoke here. (ここではタバコを吸ってはいけません。) - 禁止


まとめ

          HAVE TO             MUST

意味   ~しなければならない           ~しなければならない

ニュアンス 状況的な必要性、外からの要請     話し手の強い意志、普遍的な義務、道徳的義務

否定形   don't have to 「~する必要はない」    must not (mustn't) 「~してはいけない」

否定形の意味    義務がない               禁止


混乱しがちで、難しい単元ですが、丁寧に繰り返し演習問題に取り組みながら

しっかりと習得していきましょう。

一緒に、プリントを解きましたが、難しかったです。

8年生も、あきらめずに最後まで、解いて答え合わせで、

「ああー」「それか」「そっちなの」「????」などなど、

主体的に学習に励んでいました。


     記事 風見 一統