8年 理科
- 公開日
- 2025/09/06
- 更新日
- 2025/09/06
日々の様子
8年生 理科です。
「光と光合成」は、植物がどのようにして生きていくための栄養分を作り出すのかを理解するための重要な単元です。
光合成とは
光合成とは、植物が光のエネルギーを使って、水と二酸化炭素からデンプン(養分)と酸素を作り出す働きのことです。
植物が自ら生きていくために必要な栄養分を作るため、非常に大切な働きです。
必要なもの(材料)
水:根から吸収します。
二酸化炭素:葉の裏側にある気孔から取り込みます。
光のエネルギー:主に太陽の光を利用します。
葉緑体:光合成を行う場所で、葉の細胞に多く含まれます。
光合成でできるもの
光合成によって、主に以下の2つのものができます。
デンプン(養分)
植物が生きるためのエネルギー源として使われます。
すぐに使わない分は、葉や茎、根などに蓄えられます。
ヨウ素液と反応させると青紫色に変化するため、光合成が行われたかどうかの確認に使われます。
酸素
生物が生きていくために必要なもので、大気中に放出されます。
オオカナダモなどを使った実験では、光合成によって泡(酸素)が発生する様子が観察できます。
光合成のまとめ
光合成の全体像は、次の式で表すことができます。
水 + 二酸化炭素 →(光のエネルギー)→ デンプン + 酸素
この反応は、植物の細胞内にある葉緑体という場所で行われます。デンプンは養分として蓄えられ、酸素は気体として放出されます。
実験と確認
光合成を調べる実験では、以下のような手順で行います。
植物を一晩、暗い場所に置いて、葉の中に残っているデンプンをなくします。
葉の一部をアルミ箔で覆うなどして、光が当たらないようにします。
数時間、光を当てた後、葉をエタノールにつけて脱色します。
最後にヨウ素液を垂らすと、光が当たった部分だけが青紫色に変わります。
これにより、光が当たった場所でデンプンが作られたことがわかります。
今日の授業では、先生が面白可笑しく、生徒と対話しながら、説明が進んでいました。
記事 風見 一統