後期生徒会・委員会認証式
- 公開日
- 2024/09/20
- 更新日
- 2024/09/20
できごと
後期の生徒会役員および各委員会の認証式を行いました。生徒会長や各委員長は、後期の活動に向けた目標や抱負を述べ、認証書を受け取りました。
生徒会長は「至誠一貫〜誠実さと真心をもって、よりよい志五中づくりを〜」というスローガンを掲げ、生徒会の代表として誠実さを大切にし、生徒一人ひとりを思いやる姿勢をもちながら、さまざまな取り組みを進めていく意欲を表明しました。
【校長からの話(抜粋)】
認証式に際し、今月の学校だよりに書いたことについてお話しします。
先日、受刑者を「さん」付けで呼ぶことや、号令に合わせた行進の廃止が決定されたというニュースを見ました。これは、受刑者の人権を尊重し、社会復帰を重視するため、「実社会」で行われないことを見直すという考えに基づいた改革です。
ここ1〜2年、学校でも生徒会が中心となって「校則の見直し」が進んでいます。本校では既に公の場での「さん」付けが定着し、朝礼の号令を廃止して黙礼を取り入れています。これも「実社会」を意識した取り組みです。
生徒会役員選挙の立会演説会で、「私は、先生たちが敷いたレールをただ進む生徒を育てるために来たのではありません」と話しました。新しい生徒会役員と委員の皆さんには、学校の課題を自分たちで見つけ、より良い学校生活をめざして行動してほしいと思います。
多くの立候補者が「いじめ撲滅」を掲げていたことを嬉しく思います。しかし、リーダーがいても全校生徒が支えなければ公約は実現しません。いじめは、自分と違うものを否定することから始まります。「自分が正しい」と思い込まず、互いの違いを理解し認め合う学校の雰囲気を、皆で作っていきましょう。
令和6年度後半も、志村五中の良さを見つけ、自分たちの学校の良さを語れるよう共に頑張りましょう。