1月24日(金)本日の授業風景(3)
- 公開日
- 2025/01/24
- 更新日
- 2025/01/24
校長日記
9年5組・国語の授業の様子です。
古文『おくのほそ道』(松尾芭蕉)を終え、発展学習に取り組んでいます。教科書の各段に出ていた句について、それぞれを詠んだときの芭蕉の心情をまとめ、芭蕉の生き方に対する自分の考えを書いていました。
この時間で最後だというので、私の好きな【閑かさや岩にしみ入る蝉の声】に関する余談を1つ紹介させてください。皆さんは【閑かさ】と【蝉の声】という矛盾する2つの言葉が並立する理由について考えましたね。
では、芭蕉が耳にした【蝉の声】とは何ゼミだったのでしょう。実は、芭蕉が立石寺を訪れた7月13日(現在の暦)に、涼しい東北の地で羽化して鳴く蝉は限定できるのです。その蝉の鳴き声を聞いてみると、【岩にしみ入る】という表現も実感できますよ。(続きは自分で調べてください)
校長 武田幸雄