校長日記

12月14日(月)本日の授業風景(1)

公開日
2020/12/14
更新日
2020/12/14

校長日記

 7年4組・道徳の時間の様子です。

 道徳の授業では【郷土の伝統と文化の尊重・郷土を愛する態度】も取り上げることになっています。本日は、それと関連する教科書の読み物『震災を乗り越えて〜復活した郷土芸能〜』を使用していました。

 岩手県宮古市にある津軽石地区は、東日本大震災で甚大な被害を受けた地区の一つです。そこには「鹿(しし)踊り」などの郷土芸能がありましたが、震災後は活動がストップしたままでした。それを文化祭で復活させようと、練習はもちろん衣装づくりなども自分たちで行った中学生の実話です。

 授業では、郷土芸能を復活させようとした時や、やり遂げた時の中学生の思いについて考えました。今年は震災ではなくコロナ禍により、多くの地域で伝統芸能や行事が中止せざるを得ませんでした。しかし、コロナが収束したら、ぜひ津軽石中学校の生徒のように率先して取り組んでください。

                          校長 武田幸雄