８年５組・理科の授業の様子です。

　新しい章『電流と磁界』に入りました。簡単に言うと、磁石の持つ力（磁石の同じ極どうしは反発し合い、異なる極の場合は引き合うなど）が磁力で、その力のはたらく空間が磁界です。

　この時間は導入として「磁石がつくる磁界」の様子を観察していました。まず、棒磁石の上に白い紙を置きます。その上に鉄粉を散りばめて、鉄粉がつくりだす模様を観察しました。紙は白く鉄粉は黒いので、模様は鮮明に表れます。両極から発せられた鉄粉が、弧を描いてつなぐような模様が見てとれました。

　続けて、棒磁石の周囲に方位磁針を並べ、磁界の向きを調べました。置いた場所によって、やはり鉄粉の描く弧に沿うようにしてＮ極の指す向きが変わりました。目に見えない磁界や磁界の向きが、可視化されましたね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　武田幸雄