７年４組・国語の授業の様子です。

　漢文『故事成語～矛盾』の学習です。教材名にもなっている「矛盾」を読み「どんなものも突き通すことができない盾」と「どんなものも突き通せる矛」を売る男が、「その矛でその盾を突いたらどうなるか」と聞かれ、答えられなくなった理由について考えました。まず個人解決を図ってから班で意見交換し、集団解決で理由をまとめました。

　では、ＫＭＴ（校長ミーニング・タイム）です。「矛盾」の意味として、よく【つじつまが合わないこと】等と言われます。この【つじつま（辻褄）】の【辻】は「裁縫の縫い目が十文字に合うところ」という意味です。

　そして【褄】は「着物の裾の左右が合うところ」という意味です。それらが「合わない」つまり「合うべきところが合わない」ことから「話やものごとの前後関係がちぐはぐである」といった意味になります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　武田幸雄