4年生 国語(板橋区授業スタンダードSの導入)
- 公開日
- 2025/06/28
- 更新日
- 2025/06/28
できごと
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4年生の国語「走れ」は、運動が得意ではない4年生の姉、走るのが早い2年生の弟の二児を育てるお弁当屋さんに努める一人親の母が、去年は見ることができなかった運動会に、お弁当をもって駆けつける話です。授業では、登場人物の心情の変化を数値化しグラフに表す中で、その理由を考えることをしていました。
考える際に、板橋区授業スタンダードSの要素が取り入れられ、グループやペアで話し合いながら考える子たち、一人でじっくりと考える子、先生に聞く子、それぞれいました。
板橋区授業スタンダードSの“S”は自己を意味するSelf、選択を意味するSelectの頭文字で、児童生徒の自己選択、自己決定、自己調整の場面を取り入れた授業を示すものです。具体的には、学習における自己解決・集団解決の場面で、先生に説明を聞きたい児童生徒、一人で取り組みたい児童生徒、仲間と一緒に学びたい児童生徒のそれぞれが、個々のニーズに合わせて「選べること」「自分で決めること」ができる学習形態を取り入れることになります。
その後、グループで考えた子、一人で考えた子、それぞれが身上の変化とその理由を発表していました。
私は、気になって一人で考えた子たちの学習ワークシートを見たところ、グループ討議の子たちよりもワークシートに理由が多く記載されていました。
今後も、板橋区授業スタンダードSを様々な学習場面で取り入れ、子どものより主体的な学習を推進していきます。
板橋区授業スタンダードS等の概要は、次の新教育長メッセージをご参照ください。
新教育長メッセージ「板橋区授業スタンダードS ほか」いたばし教育チャンネル(2025年5月)