4月25日(火)本日の授業風景(3)
7年4組・音楽の授業の様子です。
授業のめあては【校歌をできるだけ暗譜できる】とありました。メロディーは覚えつつありますが、3番まで歌詞を覚えるのに少し苦労しています。では、ここでKMT(校長ミーニングタイム)です。 3番の歌詞に【いま協同の よろこびあり】という言葉が出てきますが、同音異義語の【共同】や【協働】との意味の違いはわかりますか? 【共同(一緒に物事を行う)】という意味を基本に【協働】は「役割や立場の違う人が一緒に物事を行う」という側面が強調されます。 一方、歌詞にある【協同】は「同じ目的意識や協力の気持ちをもって一緒に物事を行う」という側面が強調されます。皆で「東京で一番」という夢を共有する板三中には、やはりこの【協同】が合っていますね。 校長 武田幸雄 4月25日(火)本日の授業風景(2)
8年5組・保健体育の授業の様子です。
運動会の全校種目『組ダンス』の練習です。『組』という名称のある運動会種目として、保護者の方になじみ深いのは『組体操』かもしれません。本校では6年前、その『組体操』を『組ダンス』に変更しました。 変更の理由は、単純に「生徒の安全を最優先したから」です。一方で、それまで伝統種目とされていた『組体操』の良さも残し、2人組→3人組→5人組→7人組と、集団に変化をもたせるように企画したダンスです。 8年生は昨年も経験しているので、基本的な動きは覚えているようです。ただし、今年度は異学年合同授業の中で、先輩として7年生に教える役割も求められます。そのため、グループごとにレクチャー動画をプロジェクターやモニターで映し出し、振り付けの確認を繰り返していました。 校長 武田幸雄 4月25日(火)本日の授業風景(1)
9年3・4組 英語(少人数)の授業の様子です。
Unit-1『 Sports for Everyone(みんなのスポーツ)』の学習です。昨日の記事(8年生・道徳)でも触れましたが、車椅子テニスの国枝慎吾さんも登場するなど、障がい者スポーツについて取り上げた単元です。 この単元では「 have(has)+ 過去分詞」の形で、これまでに経験があることを表す現在完了形(経験用法)も学びます。その一例として「私は、2回オーストラリアに行ったことがある」という英文を作りました。 「行った」なので、つい私は「 I've gone to Australia twice.」と考えてしまいましたが、gone to だと「行ってしまった(行きっぱなし)」という意味になると知りました。そのため正解は「 been to 」。確かに「2回行って、行きっぱなし」では、おかしいですよね。勉強になりました。 校長 武田幸雄 4月24日(月)本日の授業風景(3)
9年3組・道徳の時間の様子です。
授業の冒頭、Chromebookで「修学旅行で1ヵ所しか行けないとしたら、どこに行きたいか」というフォームアンケートに答えました。清水寺や金閣寺、伏見稲荷等が挙げられましたが、理由としては「有名だから」「お土産を買えるから」「アニメの聖地だから」等が挙げられています。 その後で、教科書より【我が国の伝統と文化の尊重】をテーマとした読み物『昔と今を結ぶ糸』を読みました。いい加減な気持ちで修学旅行のコース決めをしていた中学3年生が、少しずつ考え方を改めていく話です。 それを読んだ後で、先生から仏教や仏像の基本知識を教えていただきました。そして、新たな視点で改めて「文化的視点に立って、修学旅行で行きたい場所」を検索し、班の人と意見共有しました。 校長 武田幸雄 4月24日(月)本日の授業風景(2)
7年4組・道徳の時間の様子です。
道徳の内容項目より【思いやり・感謝】を取り上げた授業です。教科書の読み物『人のフリみて』を使用していました。漫画家の みつはしちかこ さんが、旅先で乗ったバスでの体験を綴った読み物です。 そのバスでは、乗客の高校生が下車する際、運転手さんに「ありがとう」と言葉をかけているのでした。それを見たみつはしさんも、日常生活の中で「ありがとう」の一言を付け添える習慣になったのだそうです。 授業では、あえて漢字で書いた場合の【有り難う】の意味や、その言葉の持つ力について考えました。以前このクラスでは、担任の先生が学級通信で「言霊(ことだま=言葉に宿るとされる不思議な力)」について取り上げていたので、みつはしさんの気持ちもよく理解できたかと思います。 校長 武田幸雄 4月24日(月)本日の授業風景(1)
8年3組・道徳の時間の様子です。
【よりよく生きる喜び】をテーマに『自分の弱さと戦え』という読み物を使った授業です。今年1月に世界ランキング1位のまま引退、国民栄誉賞も受賞された車椅子テニスの国枝慎吾選手を取り上げた読み物です。 タイトルにもあるとおり、数々の栄冠を手にした国枝選手も、そうなるまでにはメンタルの弱さを抱えていました。そんな話を読み、国枝選手がどのように弱さと向き合い、どう克服していったのかを考えました。 約1年後、9年生英語の教科書の最初の単元に、国枝選手が出てきます。その本文中の「 We’re playing tennis just like other people.」(私たちは、ただ他の人たちと同じようにテニスをしているだけです)という国枝選手の言葉に、本日の授業を思い出せるとよいですね。 校長 武田幸雄 4月23日(日)今週の予定(4/24〜29)
※ 写真は、先週の授業風景です。
4月24日(月)【通常授業】 25日(火)【通常授業】 26日(水)【通常授業】(部活動再登校) 27日(木)【通常授業】(部活動再登校) 28日(金)【通常授業】 ★ ★ ★ ★ ★ ※各種検診の有無や日程は、学年によって異なることもあるので、各学年の指示に従ってください。 校長 武田幸雄 4月22日(土)1週間を振り返って
※ 写真は、今週の授業風景です。
学校におけるマスク着用は、4月1日より「マスクの着用は求めないことを基本とする」となりました。そのことについては、すでに保護者会や配布物等で何回かお知らせしているところです。 この変更に伴い、2週間で生徒の表情がどう変わるか注視しておりました。しかし、これまでの学校HP記事からもおわかりになるように、ほとんどの生徒がマスクを着用しています。 もちろん、これも再三申し上げているように、着脱の判断は個人やご家庭の事情を優先してかまいません。一方で、今週は25度以上の夏日が続いたこともあり、日によっては教室にも冷房を入れました。 この時期はまだ暑さに慣れていないこともあり、常態的なマスクの着用が熱中症を引き起こす危険もあります。学校でも必要な場面でしかるべき注意はしますが、ご家庭でも適切な着脱の判断をご指導ください。 校長 武田幸雄 4月21日(金)本日の授業風景『辞書(英和辞典)の使い方』を学習しています。辞書の基本的な見方や具体的な手順について確認した後、いくつかの英単語の意味を調べたり、調べるのにかかった時間を計測したりしていました。 【写真・中】8年2組・国語の授業の様子です。 担当の先生が移動教室の下見に出張されていたため、自習課題に取り組んでいます。授業のめあて【自分のペースで、自習に丁寧に取り組むことができる】のとおり、学習アプリや課題作文に取り組んでいました。 【写真・下】9年3・4組 数学(少人数)の授業の様子です。 『多項式の乗法』の学習です。(a+b)(c+d)の形の計算問題を解いています。演習は「まず自分1人で解く自力解決」から「より早く正確に問題を解くための話し合い(集団解決)」の手順で進めていました。 校長 武田幸雄 4月20日(木)本日の授業風景(3)
9年2組・理科の授業の様子です。
『水溶液と電流』の学習です。本日は「塩酸の電気分解」について調べる実験を行っていました。うすい塩酸を入れた容器に電極を差し込み、陽極と陰極それぞれを導線で電源装置につなぎ、電圧を加えます。 塩酸は、塩素と水素が結びついた塩化水素の水溶液です。したがって、電流を流すと電気分解して、陰極には水素、陽極には塩素が発生します。陰極側に発生したのが水素であることを確かめるためゴム栓を抜いてマッチの火を近づけると、ポンッと小さな破裂音が聞こえました。 実験中は、先生の「ゴーグル(保護眼鏡)は、必ず着用してください」という注意が何回も聞かれました。また、髪の毛の長い人は、ヘアゴムで束ねるように指示されています。まさに実験の「1丁目1番地」ですね。 校長 武田幸雄 4月20日(木)本日の授業風景(2)
7年5組・数学(少人数)の授業の様子です。
『正負の数』の学習です。小学校で学習した引き算では、小さい数から大きな数をひくことはできませんでした。それを可能にする「負の数」を学習します。算数から数学に変わったことを実感できますね。 各グループで、トランプの赤カード(ダイヤ・ハート)を借金、黒カード(スペード・クラブ)を財産に見立てたゲームをしたり、−(マイナス)のつく身近な数字(気温・テストの点数など)を挙げ、それが何を意味しているのかを考えたりして、負の数の概念を身につけていました。 その概念がないと、例えば【−7】と【−3】を見て【7】と【3】だけの比較で「−7が大きい」と誤解します。そんな誤解のないよう、このグループでは数直線を使い、絶対値の考え方を学習していました。 校長 武田幸雄 4月20日(木)本日の授業風景(1)
8年2組・美術の授業の様子です。
授業のめあてが【絵画技法を正しい手順で使う】と書かれていました。「筆と絵の具を使って絵を描く」という点は同じでも、さまざまな技法を用いることで表現の幅が広がります。その基礎技能の習得を目指します。 下地を残したい部分にマスキング用のテープを貼り、上から絵の具を垂らしたり塗ったりする「マスキング」、筆に多めの水で溶いた絵の具をふくませて垂らす「ドリッピング」等の技法を学習しました。さらに本日は「点描」や「にじみ」といった技法も実際に試しています。 そうして身につけた技法は、いずれ『自画像』の背景を描く際に用いるそうです。水を多く含ませた筆を使ったり、絵の具の飛沫を利用したりする技法もあるので、体育着の着用も忘れないようにしてください。 校長 武田幸雄 4月19日(水)本日の授業風景(3)
8年1組・国語の授業の様子です。
小説『セミロングホームルーム』(戸森しるこ)の学習です。朝学活などの短い学活を「ショートホームルーム」と呼ぶのに対し、時間割に1時間位置づけて行う「学活の時間」を「ロングホームルーム」と呼びます。 教材名は「セミロング」なので、semi(やや・半分)つまり、30分程度の「学活の時間」のことなのでしょうか? それとも「蝉」…? いずれにせよ、ある中学校の学活の時間を題材にしている小説です。主人公の【私】と、個性的なクラスメイトや担任の先生が登場します。 本日は、【私】が見た様子から想像できる各登場人物の人柄・性格を付箋に書き出し、Jamboardで共有しました。ある登場人物の同じ行動や仕草を根拠に、正反対の性格を想像するケースもあり、興味深い学習でした。 校長 武田幸雄 4月19日(水)本日の授業風景(2)
7年2組・技術家庭(技術分野)の授業の様子です。
小学校の図工(図画工作科)の学習内容が、中学校では大きく美術科(図画)と技術科(工作)に分かれました。そして、小学校の工作では主に表現活動や造形遊びを重視する傾向があったのに対し、中学校の技術科では実践的・体験的な活動を目的に実習や製作に取り組みます。 さらに、以前の記事でも紹介したとおり、小学校で独立していた家庭科も、中学校では「技術家庭」という同一教科となります。本日は、技術分野の授業の受け方や、技術科室の使い方について説明を受けていました。 技術の実習で用いる工具には、使い方を誤ると大きな怪我や事故につながるものがあります。その点は、理科の最初の授業で受けた説明と全く同じです。技術の授業(実習)も「安心・安全」を最優先してください。 校長 武田幸雄 4月19日(水)本日の授業風景(1)
9年1・2組 英語(少人数)の授業の様子です。
Unit-0『 Three Interesting Facts about Languages(言葉に関する興味深い3つの事実)』を学習しています。ユニット番号が0(ゼロ)であることが示すように、7・8年生の復習を中心とした単元です。 授業では『 Let's Talk 』というプリントも配られていました。サブタイトルに、Talk a lot ! Don't be afraid to make mistake !(たくさん話そう! 間違いを恐れないで!)と書いてあります。タイトルが示すとおり、様々な英会話をペアワークで行うプリントです。 先生のお話では、昨年度より都立高入試で導入された英語スピーキングテスト(ESAT-J)対策を兼ね、毎時間取り組むのだそうです。本日は、やはり7年生の復習である「誕生日を尋ねる(答える)」英会話でした。 校長 武田幸雄 4月18日(火)本日の授業風景(3)
8年2組・保健体育の授業の様子です。
『50m走』に取り組んでいます。まず、ある程度同じレベルの人どうしでグループを編成し、クラウチング・スタートから中間走までの練習をしました。この「同じレベル」というのが練習のポイントです。 では、ここでKMT(校長ミーニングタイム)です。【切磋琢磨(せっさたくま)】という四字熟語があります。一般に「仲間と競い合ったり励まし合ったりして、お互いに向上すること」といった意味で使われます。同じレベルの人どうしの練習は、この【切磋琢磨】が目的です。 隣で併走する人が間近に見えれば「抜かそう」「抜かれまい」という気持ちも一段と強くなります。また、お互いの工夫・改善点なども共有しやすくなります。ぜひ【切磋琢磨】で、皆のレベルアップを図りましょう。 校長 武田幸雄 4月18日(火)本日の授業風景(2)
7年5組・理科の授業の様子です。
中学校で最初の理科の授業です。そのため、めあてが【理科の授業の約束(心構え・注意点など)を理解する】とありました。多くの約束がある中で最優先するべきことについて、まず先生がパフォーマンスを見せてくださいました。先生の指先に、火がついて燃えています(写真・上)。 もちろん「真似しないように」という注意を与えた上での実験です。アルコールと水を指先につけ気化熱を利用することで、短時間であれば熱くなりません。しかし、手順を間違えると火傷する危険性があります。 そんなことから、先生は「全てに最優先する約束は、安心・安全」ということを伝えたかったのです。そのためにも特に実験の際には、実験の手順や器具の操作、薬品の扱い方等に細心の注意を払いましょう。 校長 武田幸雄 4月18日(火)本日の授業風景(1)
9年生・全国学力・学習状況調査の様子です。
この調査は、文部科学省が全国的な生徒(中3対象)の学力や学習の状況を把握・分析し、その結果を国の教育施策や各学校の授業改善に役立てることが目的です。今年は、国語・数学・英語と、学習習慣や生活習慣を答える質問紙調査を行いました(英語のスピーキングは、後日実施)。 国語や数学では、長い質問文を読み解く力を必要としたり、解答も文章や言葉、式・数で書いたりする問題がありました。また、3つのパートに分かれた英語の問題は、各パートの解答する時間が決められていました。 調査といえども授業なので、当然「めあて」があります。本校では各教科とも黒板に【無解答欄ゼロ】というめあてが貼り出されていました。「最後まで諦めない」という姿勢を具現化した「めあて」でしたね。 校長 武田幸雄 4月17日(月)本日の授業風景(3)
9年2組・道徳の時間の様子です。
先生の「改めて、今朝配付された校長通信を見てください」という声が廊下に聞こえたのでお邪魔しました。生徒の皆さんと再確認していたのは、2面に記載した『給食はルールからマナーへ』という記事でした。黙食ルールが、Gentlemanの給食マナーに替わったことを伝える記事です。 その記事をもとに「ルールとマナーの違い」を考え、Jamboardで意見共有しました。そして、教科書より【礼儀】をテーマにした『出迎え三歩、見送り七歩』という読み物を使い「おもてなし」について考えました。 タイトルは、三歩前に出て人を出迎え、後ろから七歩ついて見送るという接客マナーを表した言葉です。前から予定されていた授業ですが、当日の朝に配付された校長通信も参考にしていただき、嬉しく思いました。 校長 武田幸雄 4月17日(月)本日の授業風景(2)
8年4組・道徳の時間の様子です。
【よりよい学校生活・集団生活の充実】をテーマにした授業です。学級目標を決めていました。まず、個人的にどんなクラスにしたいかのアンケートを、Chromebookでとりました。集計結果を見ると、「明るい」「仲が良い」「元気」等がキーワードとして挙げられそうです。 このクラスでは、それらの意味を含む四字熟語をクラス目標にするそうです。早速、Chromebookで様々な四字熟語を検索し、キーワードに適合するようなものを班ごとに候補として挙げています。 中には『魑魅魍魎(ちみもうりょう)』の意味を調べている人もいましたが、調べていく過程は四字熟語の学習になっているようでした。そういった点、語彙力を高めるMT(ミーニングタイム)でもありましたね。 校長 武田幸雄 |
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