校長あいさつ




板橋第二小学校 校長 小澤 裕行

板橋第二小学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 本校は、児童数188名(4月6日時点)6学級の小規模校です。1年生から6年生まで互いの名前を知り、休み時間も一緒に遊ぶ 温かな触れ合いの満ちた学校です。また、本年度、創立100年目を迎え、地域に支えていただきながら、歴史を刻んだ伝統のある学校です。遠い昔の時代から、人と物資を運び続けた中山道、川越街道、そして文明のシンボルとして登場してきた鉄道とに挟まれた要地、この板橋の地はまさに歴史と文化を刻んできました。板橋第二小学校は、このような由緒ある地に大正13年9月に誕生しました。昔、学校のある辺りは、こんもりとした雑木林で、一番の高台「上の台」と呼ばれていました。

 現在も校舎の周りは緑が多く、眺めも素晴らしいものがあります。地域の方々からは、緑や花のあるきれいな学校と言われ親しまれています。校庭にはビオトープが二か所あり、四季を通じて、いろいろな生き物が集まってきます。また栽培活動等も盛んです。学校にはミニバタフライパーク(蝶が産卵できるような木を植えてある場所)や落ち葉を集めた場所もあります。

 このような教育資源を活用して、環境教育にも取り組んでいます。区内ではじめて、国連の「ユネスコスクール」に認定されました。更に学校から歩いて2、3分の場所には、恵まれた教育資源とも言える区役所、警察署、消防署、郵便局等、官公庁が多くあります。歩いて行ける鉄道の駅も3駅あります。

 学力向上の面では、平成31年度(令和元年度)より板橋のiカリキュラム開発重点校として、現在は板橋のiカリキュラム活用実践校として近隣小・中学校と合同で「読み解く力の育成」を図るための研究にも取り組んでいます。また東京都が検進する「小学校教科担任制等推進校」に指定されています。

 どの子供にも、無限の可能性があります。全教職員で力を結集し、地域の皆様方、保護者の皆様方のご理解とご協力を得ながら、子供一人一人に誇りをもたせ、やればできるという思いや、困難に負けない強い心を育むとともに、相手の立場にたち考え、どんな人間とも良好な人間関係を築くことのできる子、そして心身ともに健康な生活を心がける子供の育成に取り組んで参ります。