おいしい給食「ツナ入り卵焼き」
- 公開日
- 2025/11/11
- 更新日
- 2025/11/11
日々の様子
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11月11日(火)
今日のメニューは、日にちにちなんで、「ポッキー」です。
日本では、知らない人はいないであるくらい昔から不動の人気の
チョコレート菓子です。
というのは、冗談で、
わかめご飯、ツナ入り卵焼き、白菜と油揚げのみそ汁、牛乳です。
ツナについて
ツナは主にマグロ類の肉を指し、お刺身やお寿司のネタとして高級なものから、
缶詰の原料として日常的に使われるものまで幅広く利用されています。
マグロの種類と特徴(ツナの原料)
「ツナ」の原料となるマグロには様々な種類があり、それぞれ味や身質に違いがあります。
クロマグロ 本マグロ、シビマグロの王様と呼ばれる最高級品。
大型で、赤身の旨みとコク、そして大トロのとろけるような脂の甘みが特徴。刺身・寿司向き。
ミナミマグロ インドマグロ クロマグロに次ぐ高級魚。
濃厚でねっとりとした質の良い脂と、濃い赤身の甘みが特徴。刺身・寿司向き。
メバチマグロ メバチ、ダルマ漁獲量が比較的多く、関東で多く流通。
あっさりとした旨みがあり、回転寿司やスーパーのお刺身で一般的。赤身や中トロが多い。
ツナ缶にも使われる。
キハダマグロ 黄肌マグロ魚体が黄色味を帯びているのが特徴。
比較的あっさりとした赤身で、身質はやや硬め。刺身や寿司のほか、ツナ缶にも使われる。
ビンナガビンチョウ、トンボ胸びれが長いのが特徴。
身が薄いピンク色で、さっぱりした口当たりと弾力がある。
主にツナ缶の原料として使われ、「ホワイトツナ」と呼ばれる。
ポイント:私たちがスーパーなどでよく見かけるツナ缶の主な原料は、
比較的小型のビンナガマグロやキハダマグロ、
またはカツオ(マグロではないがツナ缶に使われる)が多いです。
ツナ缶の栄養と種類
ツナ缶は保存が利き、手軽に使える便利な食材ですが、製法によって栄養やカロリーが異なります。
ツナ缶の主な栄養素
ツナ(マグロやカツオ)は、体に嬉しい栄養素が豊富です。
たんぱく質: 筋肉や臓器、皮膚など体を作るのに不可欠な栄養素で、
高たんぱく質・低脂質(水煮缶の場合)な食材として優れています。
DHA・EPA: 血液をサラサラにしたり、中性脂肪を下げたりする働きが期待される必須脂肪酸です。
鉄分: 赤血球を作るのに必要で、貧血予防に役立ちます。
ツナに含まれるヘム鉄は、植物性の鉄分よりも吸収率が高いのが特徴です。
ビタミンD・ビタミンB12: 骨や歯の健康維持、赤血球の生成を助ける働きがあります。
製法の違いと選び方
ツナ缶は、油の有無や漬け方でカロリーや脂質が大きく変わります。
種類特徴選び方
油漬け(オイル漬け)
油に漬けられており、コクと旨みがある。カロリー・脂質が高め。
油にはツナの栄養や旨みが溶け出している。味を重視したいとき、エネルギーを摂りたいときに。
水煮(ノンオイル)
水や野菜スープで煮てあるため、低カロリー・低脂質。
たんぱく質を効率よく摂りたい人向け。カロリーや脂質を抑えたいとき、ダイエット中の方に。
味付け醤油などで味付けがされており、そのまま食べやすい。糖分や塩分が他のものより多い場合がある。
料理の手間を省きたいとき、ご飯のお供などに。
ツナ(マグロ類)は非常に多様な側面を持つ食材で、用途に合わせて様々な種類や加工品を選ぶことができます。
日頃から、家庭でも登場回数が多いであろう、「ツナ」。
実は、よく成分表などをみてみると、ひとつひとつ特徴が異なるのです。
スーパーにいった際には、一度じっくりツナ缶と向き合ってみると、
自分にあうツナ缶が見つかるかもしれません。
家庭で使っているツナ缶含めて、注目してみてくださいね。
今日の給食では、ビンナガマグロを米油につけた
ツナを使用して、卵焼きをつくっています。
さあ、いよいよ明日からは、期末考査です。
「備えあれば、憂いなし!」
万全の準備を整えて、いざ!
今日も、おいしい給食に感謝の気持ちを忘れずに、
午後の時間も集中しましょう。
記事 風見 一統