おいしい給食「きのこの炊き込みご飯」
- 公開日
- 2025/09/18
- 更新日
- 2025/09/18
日々の様子
9月18日(木)
今日のメニューは、きのこの炊き込みご飯、赤魚の照り焼き、さつま汁、牛乳です。
赤魚について
赤魚(あかうお)は、カサゴ目フサカサゴ科に属する魚の総称です。
スーパーなどでよく見かける「赤魚」は、その多くがアラスカやカナダ近海で漁獲されるアラスカメヌケやアコウダイです。
特徴と食味
色と外見: 鮮やかな赤色をしており、大きな目と大きな口が特徴です。
身質: 白身で、適度な脂肪分があり、ふっくらとしています。
風味: 淡白ながらも旨みがあり、クセがないため、さまざまな調理法に合います。
主な調理法
煮付け: 魚の定番料理で、身が柔らかく、タレがよく染み込むため美味しく仕上がります。
塩焼き: シンプルに魚本来の味を楽しむことができます。
粕漬け・西京焼き: 味噌や酒粕に漬け込むことで、風味が増し、ご飯によく合う一品になります。
干物: 干物にすることで、旨みが凝縮され、焼くと香ばしくなります。
赤魚は骨が比較的少なく、扱いやすいため、家庭料理でも人気が高い魚です。
さつま汁とは
さつま汁は、鹿児島県の郷土料理で、鶏肉をメインに使った具だくさんの味噌汁です。
名前から「さつまいも」や「さつま揚げ」が入っていると思われがちですが、その由来は薩摩鶏(さつまどり)を使うことにあります。
由来と歴史
江戸時代の薩摩藩では、武士の士気を高めるために闘鶏が盛んに行われていました。
その際、闘鶏で負けた鶏をその場でさばき、野菜と一緒に煮込んで食べたのが始まりとされています。
このため、さつま汁はかつて、野外で手早く作られる「野戦料理」のような性格も持っていました。
豚汁との違い
豚肉を使う「豚汁」とよく似ていますが、さつま汁は主に鶏肉を使うのが大きな特徴です。
また、豚汁が全国的に広まっているのに対し、さつま汁は特に鹿児島県で親しまれており、給食や家庭料理としてもよく作られています。
主な具材
鶏肉: 鶏もも肉など、骨付きの鶏肉を使うこともあります。
根菜: 大根、にんじん、ごぼう、里芋など。
その他: こんにゃく、しいたけ、油揚げ、さつまいもなど。
味噌: 麦味噌が使われることが多いです。
鶏肉や野菜から出る旨みが味噌と合わさり、栄養満点で体が温まる一品です。
材料(2人分)
鶏もも肉:100g
大根:5cm
にんじん:1/4本
ごぼう:1/4本
里芋:2個
こんにゃく:1/4枚
油揚げ:1/2枚
だし汁:400ml
味噌:大さじ2〜3(お好みの量で調整してください)
作り方
鶏肉は一口大に切ります。大根、にんじん、里芋は乱切りに、ごぼうはささがきにして水にさらします。
こんにゃくと油揚げは食べやすい大きさに切ります。
鍋にごま油(分量外)を熱し、鶏肉を炒めます。肉の色が変わったら、ごぼう、にんじん、大根を加えて炒めます。
全体に油が回ったらだし汁を加え、煮立ったらアクを取ります。
里芋とこんにゃくを加えて、野菜が柔らかくなるまで10〜15分ほど煮ます。
野菜が柔らかくなったら油揚げを加え、火を止めて味噌を溶き入れます。
再度弱火にかけて、ひと煮立ちさせたら完成です。お好みで小口切りにしたねぎを散らしてください。
今日は、中間考査の返却が行われています。
テストの点数に一喜一憂するのではなく、自分を見つめ直すチャンスと捉えましょう。
普段、できないことは、本番でもできません。
自分が、間違えた問いを重点的に復習することで、
苦手が克服されていきます。
地道な繰り返しが、後で大きく自分自身の未来を変える可能性となる原動力となることを
信じて、取り組みましょう。
ちょっとしたことを継続して熱心に取り組むことができるか、できないかで、
選択肢の幅は大きく変わっていきます。
今日は、和食メニューでしたね。とても、食べていて安心感のある味わいで、
美味しくいただけましたね。
朝から調理してくださった給食室のみなさんへの感謝の気持ちを忘れずに、
残りの時間も、元気に活動し、一生懸命に学習に取り組みましょう。
記事 風見 一統