おいしい給食「じゃがいものキムチチゲ」
- 公開日
- 2025/09/03
- 更新日
- 2025/09/03
日々の様子
+7
9月3日(水)
今日のメニューは、麦ご飯、じゃがいものキムチチゲ、チャプチェ、牛乳です。
中台中では、キムチチゲが定番になりつつあります。
1学期の秘密のお話を思い出すと、理由がわかりますよね!?
今日も、キムチの辛みと酸味が具材を引き立て、香りから食欲を
存分にくすぶる一品でしたね。
今日の主役ではありませんでしたが、副菜として添えられた「チャプチェ」。
春雨を使用した料理ですが、これがまた美味しいですよね。
家庭料理でも、よく登場し、箸が止まらなくなる一品ですね。
どちらをメインに、ご飯を食べようか、頭の中で葛藤が埋めいたのではないでしょうか。
チャプチェ(잡채)は、韓国料理の代表的な一品です。
「チャプチェ」という名前は、漢字で「雑菜(チャプチェ)」と書きます。
雑(チャプ): 「混ぜ合わせる」という意味
菜(チェ): 「おかず」や「細かく切った食材」という意味
つまり、「チャプチェ」は「いろいろな具材を混ぜ合わせた料理」という意味になります。
特徴
主な材料: 韓国春雨(タンミョン)、牛肉、そしてにんじん、玉ねぎ、ピーマン、しいたけ、ほうれん草など色とりどりの野菜を使います。
味付け: 醤油をベースにした甘辛い味付けで、ごま油の香りが食欲をそそります。
食感: もちもちとした韓国春雨の食感と、シャキシャキした野菜の食感が合わさり、とても美味しいです。
歴史: もともとは春雨を使わず、さまざまな野菜やキノコを炒めて和えた宮廷料理でした。
20世紀に入ってから中華料理の影響で春雨が使われるようになり、現在のような形になりました。
用途: 韓国では、日常の家庭料理として親しまれているだけでなく、お祝い事やおもてなしの席でもよく出される、縁起の良い料理とされています。
辛い料理が多い韓国料理の中では、辛さが控えめで食べやすいので、日本でも広く愛されています。
チャプチェの作り方
材料(2〜3人分)
春雨(韓国春雨): 100g
牛肉(薄切り): 100g
玉ねぎ: 1/4個
にんじん: 1/3本
ピーマン(またはパプリカ): 1個
しいたけ: 2〜3枚
ほうれん草: 1/2束
調味料第一陣(牛肉の下味)
醤油: 大さじ1
砂糖: 小さじ1
ごま油: 小さじ1
おろしにんにく: 小さじ1/2
こしょう: 少々
調味料第二陣(合わせ調味料)
醤油: 大さじ2
砂糖: 大さじ1.5
ごま油: 大さじ1
おろしにんにく: 小さじ1/2
水: 大さじ2
いりごま: 大さじ1
作り方
下準備:春雨はパッケージの表示通りに茹でて、水気を切っておきます。
牛肉は細切りにして、調味料第一陣を揉み込んでおきます。
玉ねぎ、にんじん、ピーマン、しいたけはすべて細切りにします。
ほうれん草は茹でて水気を絞り、3〜4cmの長さに切ります。
具材を炒める:フライパンにごま油(分量外)をひき、牛肉を炒めます。色が変わったら一度皿に取り出します。
同じフライパンで玉ねぎ、にんじん、ピーマン、しいたけをそれぞれ炒め、
塩少々(分量外)で軽く味をつけ、皿に取り出します。
仕上げ:フライパンに調味料第二陣をすべて入れ、沸騰させます。
茹でた春雨を加えて、煮汁が少なくなるまで炒めながら絡めます。
火を止め、炒めておいた牛肉、野菜、ほうれん草を加えて全体を混ぜ合わせれば完成です。
お好みで、最後に糸唐辛子を添えると色合いもよくなります。
より美味しく作るためのポイントとしては、具材をひとつずつ炒めることで、
それぞれの食感を損なわずに仕上げられます。また、春雨は炒めすぎるとベタつくので、
調味料がしっかり絡んだら火からおろすのがおすすめです。
韓国春雨(タンミョン)の特徴
材料: 一般的な日本の春雨が緑豆やジャガイモのでんぷんから作られるのに対し、
韓国の春雨(タンミョン)は主にサツマイモのでんぷんから作られています。
食感: サツマイモのでんぷんを使うことで、日本の春雨よりも太く、
もちもちとした弾力とコシのある食感になります。熱に強く、炒めてもベタつきにくいのが特徴です。
料理としての特徴と役割
味付け: 醤油と砂糖をベースにした甘辛い味付けで、ごま油の香りが決め手です。
辛い料理が多い韓国料理の中では珍しく、辛くない料理なので、子どもからお年寄りまで幅広く親しまれています。
栄養:主材料の春雨は炭水化物でエネルギー源になります。
牛肉は良質なたんぱく質や鉄分を補給できます。
野菜やキノコをたくさん使うため、食物繊維やビタミン、ミネラルをバランス良く摂ることができます。
今日は、中華メニューでしたね。真心込めて給食室のみなさんが
早朝から準備をしてくださいました。
2学期がはじまり、2回目の給食でした。
今日の給食メニューはなんだろう!?
そう思えるだけでも、
学校に行くことが楽しみでワクワクしてきますね。
毎日、異なるメニューが食べられることは、とても恵まれている環境です。
学校給食を通して、世界各国や日本の伝統料理、まだ食べたことがない食材に触れ、
将来、豊かな食事を楽しめる大人になってほしいと思います。
今日も、感謝の気持ちを忘れずに、残りの活動も精一杯取り組みましょう。
記事 風見 一統