学校日記

7年生富士見高原移動教室(農業実践大学校にて②)

公開日
2025/10/03
更新日
2025/10/03

できごと

 林業体験では、木登りの専門家である樹護士が使う本格的な装具を身につけ、講師のレクチャー通りに手順を踏むと、体がスッと浮き上がりました。中には5〜6メートルの高さまで登った生徒もいて、普段味わえない貴重な体験となりました。

 酪農と養鶏の体験では、動物の世話を通じて「毎日の食事は命をいただいている」ということを深く考えるきっかけになりました。養鶏では、卵用の鶏と肉用の鶏の寿命の違いを知り、その命の短さに驚くとともに、命の尊さと感謝の気持ちを実感しました。さらに、産みたての卵を割り、中身を観察する体験もできました。

 酪農では、牛舎の掃除や餌となる草を集める作業に取り組みました。遠くにいた牛たちを呼んで集め、餌を与えると、ある生徒は「牛愛が芽生えた」と口にするほど、動物と触れ合う体験を楽しんでいました。

 自然や生き物と真剣に向き合い、食や命の大切さを実感することができた実習となりました。