学校日記

2学期始業式

公開日
2025/09/01
更新日
2025/09/01

できごと



2学期始業式 校長講話(要約)

 生徒の皆さん、おはようございます。長い夏休みが終わり、今日から2学期が始まります。こうして皆さんと再び会えることをとても嬉しく思います。1学期の生活リズムに戻すのに少し時間がかかる人もいるかもしれませんが、それは自然なことです。焦らず、少しずつペースを取り戻していきましょう。

 今日は二つのお話をします。一つ目は「学期の始まりにやってほしいこと」、二つ目は「アンケート結果と9年生の全国学力・学習状況調査から見えてきたこと」です。

① 学期の始まりにやってほしいこと

 それは「目標を立てること」です。

 「〇〇高校合格」のような誰にでもわかる目標はもちろん大切ですが、自分だけの目標には期限を入れてみましょう。「何月何日に〇〇をする」「何月何日までに〇〇をやり切る」と具体的に決めると、取り組みやすくなります。

 さらに、達成したときに自分がどんな気持ちになりたいかを考えてみてください。「充実感でいっぱいになる」「嬉しくなる」「信頼される」「親孝行できる」――そんなイメージをもつと力が湧いてきます。

 次に、その目標を達成すると「自分以外の誰にどんな良いことがあるか」も考えてみましょう。「親が安心する」「後輩が励まされる」など、誰かの存在を思い描くと努力の意味が大きくなります。

 最後に、その人がどんな気持ちになってくれたら嬉しいかも想像してください。「母親が喜ぶ」「友達が誇りに思ってくれる」「学校全体が元気になる」――そんな誰かの笑顔を思い浮かべると、前に進む力が強くなります。

② アンケートと全国学力調査から

 7月に行った学校生活アンケートでは、本校の良さとして多く挙がったのは「仲の良さ」でした。学年やクラスを越えて協力し合い、先輩後輩も気軽に話せる温かい関係が築かれています。「いじめがなく、安心して過ごせる学校」という声もありました。

 次に多かったのは「活気がある」ことです。「元気で明るい」「笑顔が絶えない」といった意見が寄せられ、特に行事では全力で取り組む姿が印象的でした。まさに「やるときはやる」志五中の姿です。詳しい内容は、学校ホームページ「新着配布文書」に掲載していますので、ぜひChromebookで確認してください。

 また、9年生が4月に受けた全国学力・学習状況調査では、学力面で全国平均を大きく上回り、優秀な結果となりました。一方で、「困りごとや不安を先生や学校の大人に相談できるか」という質問では全国平均を下回りました。皆さんが安心して相談できるよう、先生方も意識して関わっていきます。

 さらに「人の役に立ちたい」「自分で学び方を工夫できる」という項目もやや低めでした。学校としては、ボランティアの場を増やしたり、先生が一方的に教えるだけでなく、学び方を一緒に考える授業を工夫していきます。

 2学期は大きな行事がありつつ、学習にもじっくり取り組める時期です。一人ひとりが目標をもち、仲間とともに成長できる学期にしていきましょう。

 それでは、2学期もどうぞよろしくお願いします。