校長日記

7月8日(火)本日の授業風景(3)

公開日
2025/07/08
更新日
2025/07/08

校長日記

 9年4組・国語の授業の様子です。


 論説文『フロン規制の物語』(神里達博)の学習です。この教材名には「『杞憂』と『転ばぬ先の杖』のはざまで」という副題がついています。簡単に言うと前者は「取り越し苦労・無用な心配」、後者は「失敗しないようにあらかじめしておく準備・用心」といった意味になります。


 冷蔵庫の冷媒として人工的に開発されたフロンは「夢の化学物質」と呼ばれ、人類の暮らしに欠かせないものになりました。一方で、そのフロンがオゾン層を破壊する原因になっていることも判明してきたのです。


 この時間は、そうしたフロンに関する筆者の説明をまとめました。フロンに限らず多くの物事には多面性があります。したがって、副題が示すような極端な二者択一ではなく、多面性を理解したうえで多角的に見る必要がありますね。


                                         校長 武田幸雄