校長日記

3月3日(月)本日の授業風景(1)

公開日
2025/03/03
更新日
2025/03/03

校長日記

 8年4組・道徳の時間の様子です。


 【生命の尊さ】をテーマに、教科書から『命を見つめて〜猿渡瞳さんの六百四十六日』という読み物を使った授業です。今から約20年前、当時小学6年生だった猿渡瞳さんは、骨肉腫の診断を受けます。


 題名にある646日は、その病気を宣告されてから亡くなるまで、猿渡さんが送った闘病生活の日数です。辛い治療や癌の転移などに耐えながら、亡くなる直前まで常に前向きだった猿渡さんの姿を描いた実話です。

 死の直前、猿渡さんは「私、骨肉腫でよかった。骨肉腫ありがとう」という言葉を残しました。授業では「命を大切にするとは、どういうことか」を考え、意見共有しました。そして、読み物のタイトルにもなっている「命を見つめて」という題で、猿渡さんが弁論大会に出場した時の実際の映像も視聴しました。

                                         校長 武田幸雄